「浮世絵に描かれた物語 キャラクター大図鑑」
物語や説話などに登場するキャラクターに着目した企画展が10月1日(日)まで、川崎区駅前本町)で開かれている。「浮世絵に描かれた物語 キャラクター大図鑑」と題し鈴木春信や鳥居清長、歌川広重など多様な浮世絵師が手掛けた絵巻や掛け軸など約70点を展示。
会場には現代でもなじみのある金太郎や浦島太郎をはじめ、西遊記やイソップ物語など外国のキャラクターの浮世絵が展示されている。また、厄除け・学業成就の神様といわれる「鍾馗」を、奥村政信、北尾重政といった有名浮世絵師が描いた17点を一堂に公開している。
貴重な作品
担当者は「キャラクターを描いた作品を集めた企画展は今回が初めて。ほとんどは初めての掲出になっており、貴重な作品を見ることができる」と話している。
時間は午前11時から午後6時30分(入館は6時15分まで)。料金は500円(高校生以下は無料)。月曜日は休館(休日の場合は翌平日)。
問い合わせは同館【電話】044・280・9511。