お彼岸を控え、相模原北公園のヒガンバナが見頃を迎えた。16日の夕方、一面に広がった赤い絨毯に夕陽の木漏れ日があたり、幻想的な雰囲気に包まれていた=写真。
別名を曼珠沙華ともいうヒガンバナはその名の通り、地域によってのバラつきがほとんどなく、お彼岸のこの時期に一斉に咲き始めるという。例年の見ごろは10月初旬まで続くとされるが、今年は早まっている様子。
同公園には現在、約1000株植えられており、ボランティアによって株分けが行われてきた。この時季は見ごろを迎える花が少なく、ヒガンバナが咲く「郷土の森」の一画がひと際目立っている。
連休初日のこの日は公園利用者も多く、散策を楽しんでいる人が足を止めて鑑賞やスマホでの撮影を楽しんでいた。
相模原北公園の所在地は相模原市緑区下九沢2368の1。問い合わせは同公園管理事務所【電話】042・779・5885へ。