箱根湯本の「そば処 治兵衛」が小田原市の「神田農園」とコラボで新メニュー「きくらげ蕎麦」が誕生

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箱根湯本の「そば処 治兵衛」が小田原市の「神田農園」とコラボで新メニュー「きくらげ蕎麦」が誕生
田中さん(中央)と神田さん(右)

箱根湯本の「そば処治兵衛」に秋限定の新メニュー「きくらげ蕎麦」が誕生した。小田原市のキクラゲ農家「神田農園」とコラボレーションした地産地消商品だ。

同店は創業60年の蕎麦店。数年前に先代が亡くなり、孫の田中慶佑さんが母と共に店を引き継ぐことになった。店づくりを見直す中で「地のものを提供したい」と新たな食材を求め、9月に小田原市内で行われた農業と商業、行政関係者らの交流イベント「GOOD DAY CONNECT」に参加。そこで同農園の神田智充さんと出会った。

神田さんは、全国でも珍しい生キクラゲを栽培する農家。「そばと組み合わせたい」という田中さんの依頼に「面白い試み」とキクラゲを提供することに。

きくらげ蕎麦1500円

試行錯誤の上、カブのエスプーマを加え、ザクロをアクセントにキクラゲの姿を生かした華やかな一品が完成した。試食した神田さんは「キクラゲの歯応えもしっかり」と喜び、田中さんは「看板メニューになれば」と期待を込めた。きくらげ蕎麦は数量限定で提供していく。

住所

神奈川県足柄下郡箱根町そば処 治兵衛

公開日:2023-11-05

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