ロカビリー音楽の魅力発信などを目的としたライブイベント「三浦ロカビリーまつり」の第2弾が12月3日(日)、うらり2F展望デッキで開かれる。地元で活動するバンドや著名なアーティストによる熱狂のステージが再び港町に蘇る。
ロカビリーは、1950年代にアメリカ南部で誕生した音楽ジャンル。「ロックの原点」とも言われ、代表的なミュージシャンにエルヴィス・プレスリーがいる。
バンド「MAGIC」のメンバーで菊名在住のギタリストの山口憲一さんらが中心となり、昨年11月に初開催された同まつり。「ロカビリーのライブはいつも顔なじみだけれど、前回は見たことのない人もたくさんいて新鮮だった」と山口さんは振り返る。2年連続で出演する「ガレージバンド」でリーダーを務める西上床克浩さんは「まつりがきっかけで、他のライブへのオファーも増え、バンドの認知度も上がった」と手応えを噛みしめる。山口さん、西上床さんとともに企画を立ち上げた実行委員長の花岡静夫さんは「三崎でロカビリーのライブを開催するのが夢だった。その分、成功するかどうかというプレッシャーもあった。今年は運営側も思いっきり楽しみたい」と笑みを浮かべた。
当日の出演者は、ビリー諸川さん、山口憲一&ロカビリー・スペシャルズ、タイガーリリー、シツレイ・キャッツ、ホットドッグ・バディバディ、キャメルクラッチ、ガレージバンドのほか、特別ゲストとして浦江アキコさん(ブルーエンジェル)、日野勝雄さん(サンドラディー/グレッチブラザーズ)など豪華ラインナップが揃い踏み。時間は午前11時から午後5時まで。入場無料。ロカビリー関連グッズの販売やキッチンカーも出店する。雨天時は三浦市民ホールで実施。
問い合わせは三浦ロカビリーまつり事務局【電話】046・888・2157