横浜市緑区にある大蔵寺(だいぞうじ)は、鎌倉期の正治2年(西暦1200年)に開創。開創から約400年後に大火災で建物をすべて焼失してしまいますが、その後、大林寺3代目の「顕道長察大和尚」が現在の場所へ再興し、今に至ります。
願いひとつ叶う「一言地蔵尊」
境内には、1813年に三城国(京都府)の本宮より同寺の守り神として、奉勧遷した社、大蔵寺稲荷大明神社があります。また、願いを一つだけ叶えてくれるという一言地蔵尊や樹齢300年を数えるイチョウの木、七福神などもあり、歴史感じるパワースポットとしても親しまれているお寺です。
絵馬と共に七福神巡り
境内の巡り方を住職である佐藤直道住職に聞いてみました。「まず、絵馬に願いごとを1つ書きます。その絵馬を持ち、一言地蔵尊の前で願いを伝えます。その後、七福神を1つ1つ巡り、一言地蔵尊へ戻り、再度、願いを伝えます。最後に絵馬を絵馬掛けに吊るせば、きっと、願いが叶います」。
お正月は、横浜・大蔵寺で七福神巡りを楽しんでみては。