3年ぶり2度目
サッカー日本一を決める「第103回全日本サッカー選手権大会」の決勝が12月9日、東京・国立競技場で行われ、川崎フロンターレがPK戦の末、柏レイソルを下して優勝を飾った。フロンターレは同大会で3年ぶり2回目の制覇。Jリーグ、YBCルヴァンカップとあわせた国内三大タイトルでは7冠目の獲得となった。
試合は0対0で決着がつかず、PK戦に突入し10人目までもつれた。最後はGK(ゴール・キーパー)同士の対決となり、フロンターレの守護神チョン・ソンリョン選手が決め、柏・松本健太選手のシュートを止めて勝利した。優勝を受け、福田紀彦市長は「チーム一丸となって戦う姿は、ファン、サポーターとりわけ市民に大きな感動と喜びをもたらした。優勝の勢いに乗り、市制100周年となる2024シーズンの活躍も大いに期待している」とコメント。青木功雄市議会議長は「本市をホームタウンとして活躍するチームの優勝は、川崎市民にとっても大変誇らしく、同時に勇気と希望を与えてくれるもの。2024年に市制100周年を迎える川崎市にとっても、記憶に残る贈り物となった」とメッセージを寄せた。
川崎市は12月28日(木)まで、本庁舎1階アトリウム大型ビジョン、情報発信コーナー、25階展望ロビーで優勝記念動画や画像の放映や展示を行う。