川崎競輪最大の祭典が2度開催
2024年の川崎競輪のトピックスの一つが「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」が2度開催だ。同賞は川崎競輪最大の祭典で例年、4月頃に開かれるが、2023年行われた同競輪場のバンクリニューアル工事に伴い1月にスライド。4月も通常通り行うため、2度開催が実現する。
レースには川崎をホームバンクにする選手や競輪界トップの「SS」級の選手が出場。こうした機会が2度訪れることから関係者は競輪ファンの拡大を目指す。
ファンエリアの改修も
2023年のバンクリニューアルでは、ファンエリアの改修も行われた。とりわけスタートとゴール位置となるホームストレッチ(直線)の仕切りは金網が撤去され、透明のポリカーボネートが設置。「より競輪レースが見やすくなった」とファンからも好評のようだ。ホームストレッチ付近にはお立ち台も設置。選手をこれまで以上に間近で見られ、声を通したふれあいがより身近になった。
また、競輪の迫力をもっと知ってもらおうと、バンク内に観戦エリアを設置。バンク内観戦は様々な制限があるため、1日12レースのうち1レースで試行的に行われ、同競輪場ウェブサイトで申し込み受付を行っている。「2024年は実施回数を増やしていければ」と競輪場を管理する市担当者は意気込む。
郡司浩平選手が出場
1月18日(木)から21日(日)までの4日間開催される桜花賞には、川崎をホームバンクにする郡司浩平選手の出場が決定。
イベントではお笑い芸人によるショーや親子で楽しめる催しなどを企画し、現在準備を進めている。