最近、鶴見区内でも見かけることが増えてきた「シェアサイクル」のステーション。借りた場所でなくても自転車を返却できる便利な交通手段として人気が高まっています。でも、「気になっていたけど、借りるの難しそうだし…」って思っていた人も多いのでは?
- 今回は、実際に記者が自転車を借りて返すまでの手順を体験。利用方法や使い勝手についても検証してみました。
また、買い物や通勤・通学などにも気軽に利用できるシェアサイクルの魅力についても随時レポートしていきます。
今注目の「シェアサイクル」とは?
シェアサイクルとは、1分~数時間など短時間のレンタルで自転車を共有するサービスです。
スマホのアプリで予約をして、点在する無人のステーション(専用の貸出・返却場所)で原則24時間いつでも好きな時に自転車を借りることができ、終わったら別のステーションに返すこともできるのがメリットです。
最近は駅の近くや商業地のほか、街中にもステーションの設置が増えてきたので、電車やバスを降りてから目的地までの移動、またはちょっとしたお買い物や、通勤・通学などで利用する人が増えています。最終バスに乗り遅れてしまった時などにも便利ですね。
シェアサイクルを利用することで、こんなメリットも!
- 電動アシスト付なので、長距離や坂の移動もラクラク!
- 身体を動かすことで健康づくりにも!
- CO2を排出しないから環境にやさしい!
- 災害時や非常時に、いざというときの交通手段にも!
鶴見区内でステーションが続々増加!
横浜市では現在、シェアサイクルの利用促進を目指し、市内広域で社会実験を行っています(2025年3月31日まで)。
その社会実験の重点展開区の一つに鶴見区が選ばれ、区内全域で44カ所(令和6年3月末時点)のステーションが設置されています。
環境にやさしく、健康づくりにも最適、そして災害などいざという時にも役立つシェアサイクル。では、実際に借りるにはどうしたらよいのでしょうか?
アプリでステーションの検索から予約、決済まで簡単手続き
まずは動画で利用方法をチェック
- まずは、鶴見区内でシェアサイクルを行っている「HELLO CYCLING」のアプリをダウンロード。(iOSはこちら)(Androidはこちら)
- アプリを開いたら会員登録。すぐに利用を始めることができます。
- 利用したいステーションを探して、自転車を予約します。
- そして、予約したステーションへ。
- 予約した自転車の車両番号を確認し、アプリで「解錠」を押すと、ロックが自動で解錠されます。
いつでもどこでも好きな時に、アプリから自転車の予約やステーションの検索ができるので、近所への外出や通勤・通学時でも、気軽に自転車を借りることができます。支払いはクレジットカード・キャリア決済・Yahoo!ウォレット等から選択できます。現金で利用料を支払う必要はありません。
返却時は目的地の近くでステーションを探し、「返却予約」が便利です。返却先のステーションを 30分前から予約できる機能で、 『満車で返却できない』を防ぐことができ、 スムーズに返却ができます。
- ステーションに着いたら自転車を戻し、手動で施錠します。
- ロック部分のRETURNボタンを押すか、アプリで「返却」を押せば返却完了です。
自転車ルールを守りましょう!
自転車を利用する際の交通ルールを守って、安全に楽しく走りましょう。
- 乗車用ヘルメットをかぶりましょう。
- 事故を起こした場合には、必ず警察に連絡を。
- スマートフォン等を操作しながらの運転はやめましょう。
- 歩道は歩行者が優先で、自転車で歩道を通行できるのは、自転車通行可の標識があるときなどです。そのときは車道寄りを通行しましょう。
- 自転車ルールの詳細はこちら!
取材後記
初めてでも、1分ほどで貸出や返却ができました!アプリでの予約もすごくスムーズで、電動付きなので運転も楽しかったです♪気軽に自転車を借りられて、面倒なメンテナンスの必要もなし。利用料金は30分130円~。まだ利用したことがないという人も、まずは自宅や職場、学校近くのステーションの場所を確認してみてはいかがでしょうか?
次回のレポートでは、通勤や通学など日常使い、また観光地巡りなどにも便利なシェアサイクルの魅力についてお伝えします。
利用してみたレポはこちら