今話題のシェアサイクル。鶴見区内でも「HELLO CYCLING」のステーションを見かけることが増え、気になっていた方も多いのではないでしょうか。原則24時間いつでも借りられて、好きな場所に自転車を返却できる便利な交通手段です。
今回は、記者が実際に自転車を借りて、鶴見区内の観光スポット「大本山總持寺」と「三ツ池公園」を巡ってみました!
自転車の借り方は意外と簡単!
鶴見区内には現在44カ所(令和6年3月末時点)のステーションが設置されています。借り方は意外と簡単!スマホのアプリを入れておけば、予約をして点在する無人のステーション(専用の貸出・返却場所)から、1分もあれば自転車を借りることができます。
詳しい利用方法はこちら
今回は鶴見駅西口からスタート
今回は鶴見駅西口の階段を下りてすぐ右手にあるステーションで事前に予約をして自転車を借りました!
最初の目的地は、日本最大級の禅苑を誇る「大本山總持寺」を目指します。鶴見駅西口の線路沿いを横浜方面に進むこと5分とかからず到着しました。
大本山總持寺は、石川県にあった諸嶽寺を、1321(元亨元)年、太祖瑩山禅師が諸嶽山總持寺と改められたのが始まりです。明治時代の焼失を機に現在の横浜市鶴見区に移転したそうで、開かれた禅苑として国際的な禅の根本道場として偉容を誇っています。
「仏殿(大雄宝殿)」をはじめとする16件が国登録文化財に登録されている總持寺。また、絵画・彫刻・工芸・書跡・古文書など多数の重要文化財なども収蔵し、その一部が宝蔵館「嫡々庵」で展示されています。季節ごとの企画展示も行われているようなので、何度も足を運んでみたいですね。
次に向かったのは緑豊かな「三ツ池公園」
そして、次は鶴見区内で最大面積を誇る「三ツ池公園」へ向かいます。徒歩だと坂道を登りながら40分くらい掛かりますが、自転車なら20分ほど。しかも、電動アシスト自転車なので坂道もラクラクです。
三ツ池公園は、名前の由来にもなっている三つの池を豊かな樹林が囲んでいます。また、公園の桜は日本の「さくらの名所100選」に横浜市内で唯一選ばれるほど、桜の名所として有名です。この時はまだつぼみでしたが、満開の時季に来たら写真のような景色が楽しめるそうです。
他にも園内には神奈川県と韓国京畿道(きょんきどう)との友好提携を記念して造られた「コリア庭園」や、子どもたちに人気のジャンボすべり台、「冒険の森」など様々な施設があります。家族で自転車を借りて、遊びに来ても楽しそうですね♪
鶴見区内には散策スポットがいっぱい!
記事では一部のスポットの紹介にとどまりましたが、鶴見区内には散策スポットがいっぱいあります。 コースの検討には、鶴見区の発行しているリーフレットも参考になると思いますので、みなさんぜひ手にとってみてくださいね。
- ことりっぷ横浜鶴見(2024年4月にはリニューアル予定!とのこと)
- 沖縄タウン鶴見マップ
- 歩いて得する健幸マップ
取材後記
今回は鶴見駅西口から總持寺や三ツ池公園を巡ってみました。三ツ池公園までのサイクリングはちょっとした運動にも最適でした。観光スポットの近くにもステーションがあるので、長い時間滞在するときは一度返却して、また借りることもできます。バスなど公共交通機関とうまく組み合わせて、自分だけのツアーを考えてみるのも楽しそうですね!
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自転車ルールを守りましょう!
自転車を利用する際の交通ルールを守って、安全に楽しく走りましょう。
- 乗車用ヘルメットをかぶりましょう。
- 事故を起こした場合には、必ず警察に連絡を。
- スマートフォン等を操作しながらの運転はやめましょう。
- 歩道は歩行者が優先で、自転車で歩道を通行できるのは、自転車通行可の標識があるときなどです。
- 自転車ルールの詳細はこちら!