障害者陸上競技の世界大会で活躍するアスリートの講演会と車いすバスケットボールなどの体験会が1月13日午後1時から、市立横浜商業高校で行われる。
2019年のラグビーワールドカップ、20年の東京五輪・パラリンピックへ向けて、スポーツに対する関心を高めようと南区役所が主催するもの。
講演会では、聴覚障害者で陸上400mなどを専門にする高田裕士さんと妻の視覚障害者で走り幅跳びなどを得意にする高田千明さんが夫婦で登場。裕士さんは、生まれつき感音性難聴で横浜国大で陸上を始めた。09年から3大会続けてデフリンピック(聴覚障害者の五輪)に出場。12年の世界ろう者陸上競技選手権では4×400mリレーで日本男子トラック種目で初の銅メダルを獲得した。千明さんは17年の世界パラ陸上選手権の走り幅跳びで日本新記録で銀メダルを獲得。2人が子育てと仕事に奮闘しながら、アスリートとして目標を追い続けられる原動力などについて語る。
体験会は車いすバスケットボールとボールを投げて目標への近さを競う「ボッチャ」などに挑戦できる。
講演会、体験会とも申し込み不要。希望者は直接会場へ。問い合わせは南区地域振興課【電話】045・341・1237。
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開催日
2018年1月13日(土)
問い合わせ
南区役所地域振興課区民活動推進係
公開日:2018-01-05