金程町会が主催する「新春金程演芸会」が1月20日、金程会館で開催された。今年は市内を中心に活動するパフォーマンス団体「川崎セブンスター」をゲストに招き、地域住民約30人がさまざまな演目を楽しんだ。
同町会では、以前から新年に町会員向けの企画を実施。昨年までは落語の公演を行っていたが、今年は新しいことをと、演芸会を企画。会員と交流のあった牧野克己さんが代表を務める同団体が協力することになった。
当日は同団体のパフォーマーたちが講談、マジック、フラダンス、腹話術から歌謡ショーまで幅広い演目を披露。掛け声や手拍子を送るなど、どのプログラムも盛り上がりを見せた。来場者は「一人ひとり一生懸命さが伝わり、元気になれた」と感想を語った。休憩中には親睦を深めるため、近くの席に座った人同士で交流する時間を設定。「10年ぶりに会話をした」など笑顔が広がった。
同会の伊藤久史会長は「喜んでいただけて安心。試行錯誤しながら今後も続けていければ。ご支援をお願いしたい」と呼び掛けた。