記念コンサート開催
一般財団法人EBINAお登美さん財団主催の「EBINA PrixShimizu(エビナ プリシミズ)2023記念コンサート」が3月30日(土)、海老名市文化会館小ホールで開かれる。コンサートには、年齢や居住地も様々なアマチュア音楽家が出演。アンサンブルやソロピアノ、クラリネット、フルート、手回しオルガンなどの演奏技術や表現を学んだ半年間の研修成果を発表し、各賞を競う。時間は午後6時30分開演(同6時開場)、同8時30分終演。入場無料。
EBINA PrixShimizu2023とは
「EBINA PrixShimizu2023」は、海老名市を拠点とする「EBINAお登美さん財団」が地域の文化活動の活性化を目的に、演奏技術や表現力を競うコンテストとして企画。海老名市と海老名市教育委員会の賛同も得て実現した。作曲家の青島広志氏やピアニストの星野明子氏などの専門家らが審査を担当し、出場者らはコンサートに向けて半年間、研鑽を積んできた。
海老名の芸術と文化振興に一般財団法人「EBINAお登美さん財団」
一般財団法人「EBINAお登美さん財団」の名称は、全国地域婦人団体連絡協議会(=地婦連)海老名支部長を40年近く務めた清水登美子氏(1920-2007)が当時、「お登美さん」の愛称で親しまれていたことに由来します。登美子さんは琴の師範でもあり、芸術分野でも活躍していたそうです。長女の宏枝さんは、かつて地域活動に精力を傾けた母の想いを受け継ぎ、故郷・海老名の文化振興を図ろうと財団設立を申請し、EBINA PrixShimizuの開催に着手しました。
2024年に〈合唱〉、2025年は〈ヴィジュアルアート〉、2026年に〈コント・落語〉のコンテストを予定しているそうです。
同財団メンバーには理事長に渡部美憲さん、理事に原田由香さんと中村卓さん、評議員は霜島恵さんと温井亮さん、清水宏枝さん、監事は中村和恵さんで構成されています。
現在、都内に住んでいる清水さんは財団設立を機に、継続した今後の活動を見据えて実家のあった海老名市社家にステージ道具や美術品を収蔵する「Galerie Claude in Ebina 倉庫」も建設しています。