平塚市中央図書館の1階こども室に2月22日、障害の有無に関わらず読書の楽しみを知ってもらうことを目的とした「りんごの棚」が設置された。
りんごの棚はスウェーデン発祥で、配慮を必要とする子どもたちのためのバリアフリー資料などを展示、貸出している。棚には通常より大きな文字で印刷された大活字本や、パソコンやタブレットで再生し音声や文字、画像を合わせて楽しむマルチメディアデイジー図書、異なる素材の手触りを感じることのできる布絵本、映像で読み聞かせる手話絵本など、計76点が展示されている。
同館の鈴木姫子さんは「本が苦手なお子さんにも読書を諦めてほしくない。マルチメディアデイジー図書など色々な読み方があるので、自分に合った読み方を見つけて読書を楽しんでほしい」と話した。