横浜市と協定締結
住まいと暮らしの総合生活産業「ミックグループ」を展開する(株)三春情報センター(本社・港南区日野8丁目)と横浜市は3月1日、横浜市が設置している「住まいの相談窓口」に関する協定を締結し連携を開始した。これにより同社は4月1日から3店舗に「三春情報センター地元住まいの相談室」を設置。市民の住宅などに関する相談を無料で受け付ける。
同社が開設したのは以下の3種類
- 不動産などの相談を受け付けるカスタマーセンター(【電話】0120・33・8730)
- 新築・リフォームに関する相談を受け付けるスタジオデラ・カーサ(【電話】0120・56・8319)
- マンション管理・賃貸住宅オーナー向けの相談を受け付けるソリューション事業部(【電話】0120・31・9849)
まずはそれぞれの窓口で電話相談を募り、内容によっては店舗で直接の対応をすることもあるという。
同社と市の連携は2021年に「栄区くらしプロジェクト」で栄区区政推進課と共に居住促進のPRを行ったことが始まり。今回も栄区経由で同社に話が周り、協定の締結に至った。同社が市の部局と連携をするのは初めて。
市と同様の提携を結ぶ他社は店舗ごとに窓口を設置しているケースもあるが、同社は窓口を3つに集約することで、会社全体で効率的に対応する方針。担当者は窓口開設の理由について「専門知識を地元に無償で提供し、地域の力になりたい。どんな相談でも気軽にしてほしい」と話した。
横浜市の「住まいの相談窓口」は住宅に関する相談を無料で受け付ける取り組み。2024年2月までに7の団体・企業が市と提携しており港南区ではナイス株式会社が運営するナイス住まいの情報館スマイルCafe上大岡、公益社団法人横浜市福祉事業経営者会が運営する高齢者施設・住まいの相談センターが窓口を開設していた。
また、今年度はスターツピタットハウス株式会社が3月1日付で同様の連携協定を締結しており、ピタットハウス上大岡店にもマンション管理の相談などに対応する窓口が開設されている。