横浜市青葉区黒須田グラウンドの隣、黒須田小学校入口バス停のそばにある志村芍薬園(黒須田13の21)で、今年も色鮮やかなシャクヤクが人々の目を楽しませている=写真。
父が戦前から始めたシャクヤク農園を受け継ぎ、手塩にかけて育てているのが志村善一さん(84)。今も毎日畑に出ては、水やりなどに精を出す。土にもこだわり、落ち葉を用いた堆肥作りも自ら行う。また、新しい品種の栽培にも積極的で、今では30種類以上の花が畑を彩っている。
もともとは卸専門だったが、近隣の住民から「譲ってほしい」との声が多数寄せられたため、応える形で7年ほど前から直売を開始。今では毎年必ず買い求めるファンもいるそうだ。志村さんによれば、今年の直売は5月10日くらいまでの見込み。5本1束で税込1000円、花の種類や色を指定する場合は税込1400円。期間中は午後4時から5時まで。問合せは志村さん【電話】045・971・0327へ。