「本厚木」駅南口から徒歩5分。『厚木鮎祭り』をはじめとした地域イベントにも協賛する「ティ・アール・ワイ」(髙橋宏代表)は創業54年、3代続く地域密着の税理士法人だ。
10人いるスタッフは、全員が10~20年間にわたり勤務するベテラン揃い。一般企業はもちろん幼稚園や寺院など、厚木市と愛川町を中心に幅広い業種の顧客を抱えているのも特長だ。代表の息子で3代目となる髙橋裕貴税理士は「大手事務所では把握しきれない、地域のことを知り尽くしているのが私たちの強みです」と胸を張る。
信頼される〝サポーター〟であるために
経営に関する相談は一貫して対応
経営理念は「お客様第一主義」。法人の顧客にとっては信頼される企業サポーターであるべく、会社経営に関する幅広い相談に応じる。
税務相談はもちろんのこと、記帳代行や記帳指導、経営相談などきめ細かなサービスを提供。「法人設立に伴う手続きから会計の効率化、会計データ作成要領や会計見地からの経営アドバイスまで、切れ目なく対応します」と髙橋税理士は説明する。
- 最近多く受ける相談は、2023年10月から始まった『インボイス制度』や2024年6月に実施される『定額減税』など。いずれも早めの対策が求められるが、髙橋税理士によると、複雑な仕組みに戸惑ってしまう経営者も多いという。「税制度の改正は専門知識をより必要とする分野です。私たち税理士も日々情報収集をして、お客様に丁寧な説明や対応ができるように心がけています」
「相続」の困り事やお悩みもお気軽に
相続に関する相談は、法人・個人を問わずを受け付けている。事業主の場合は株式の相続も関わってくるため、より複雑だ。「税の申告から預貯金の解約、有価証券の名義変更など、相続は手続きは多岐にわたります。ただでさえ大切な人を失い落ち込んでいる中で、手探りで進めていくことは負担が大きいもの。不安を感じたら、税理士によるサポートを検討しても良いかもしれません」と髙橋税理士。同法人では、贈与や譲渡所得などの資産税にまつわる相談も受け付けている。
また、実際に相続を開始する前に相続人が多い場合の対策について相談されることも。「法定相続人や相続財産の調査、遺産分割協議の相談に応じています。相続税がかからない場合もありますので、まずはご相談ください」と呼びかける。同法人では弁護士や司法書士、社会保険労務士や保険会社とも提携しているため、税務を超えた内容についても対応可能だ。
それぞれの強み生かし、税理士4人が協力体制
同法人には経験豊富な代表をはじめ、約20年間勤務する女性と男性のベテラン、若手の髙橋裕貴税理士の4人が所属。高齢化が進み、男性が圧倒的多数を占める税理士業界を補うような、バラエティーに富んだメンバー構成となっている。髙橋裕貴税理士は「会計ソフトを導入する際の困り事も、ぜひお気軽にご相談していただければ」とも。全員がそれぞれの強みを生かした協力体制を図っているという。
「日常の税務関係はもちろん、経営支援、相続、ライフプランなどで迷われたときに、最初にご相談いただける場所でありたいと思っています。新規のご相談も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご連絡ください」と同法人では呼びかけている。