地域に身近な存在として

　昨年８月から続いていた細谷戸駐在所（瀬谷区瀬谷町４１２５の８）の建て替え工事が完了し、５月14日に開所式が開かれた。

　駐在所とは警察官が居住し、地域の安全を守る防犯拠点のこと。同駐在所は１９５９年、地域住民から要望を受け設置された。

　80年には現在の場所に建替えされたが老朽化にともない、昨年再び建て替え工事を開始。今年５月に建設会社から引き渡され、17日に運用を開始した。

　新駐在所には入口事務所から壁一枚を隔てた場所にコミュニティルームが設置されたため、他の人には聞かれたくない相談にも対応可能。インターホンなどの機能も追加された。

　開所式には、瀬谷警察署の吉田明弘署長や、細谷戸連合町内会の大坪陸男会長が出席し、完成を祝った。昨年２月から同所で勤務する西奎亮（けいすけ）さん＝人物風土記で紹介＝は、「身近な存在として、これからも地域の平和を守っていきたい」と述べた。