相模原市立博物館(高根)で6月1日(土)から30日(日)まで、「ヒロシマ『原爆の絵』展」が開催される。午前9時30分から午後5時まで。広島県にある基町高校の生徒と被爆体験証言者が共同制作した「原爆の絵」を展示することにより、平和への思いを継承する。
同展示は「核兵器廃絶平和都市宣言40周年記念事業」として、相模原市が主催するもの。広島平和記念資料館では、被爆の実相を絵画として後世に残すことや、高校生が被爆者の思いを受け継ぎ平和の尊さについて考えることを目的とし、2007年から「原爆の絵」の制作を行っている。
「原爆の絵」は高校生が被爆体験を詳細に聞き取り、資料などをもとに構図を練った後、光景を忠実に再現している。証言者とともに確認しながら修正を繰り返し、約1年かけて完成させた。
観覧無料。月曜休館。25・26日は臨時休館。問い合わせは相模原市市民局国際課【電話】042・707・1569。