黄色地に黒字で「無事です」と書かれた「安否確認タオル」。災害時、玄関先や郵便受けに掲げて家族の無事を知らせることで、確認者が一軒ずつ回る必要がなくなり、安否確認がスピードアップ。救助が必要な人をいち早く発見することにつながる。小台町内会(安藤雅教会長)では3000枚を購入。全世帯に1枚ずつ配布する。
「配ることで会員の防災意識の高揚につなげたい」と安藤会長。町内会の創立20周年と重なる今年、記念品としての側面も加味し、全戸配布を決定した。「タオルであれば誰にとってもとっかかりやすい。普段使いでも構わないので目にとめてもらい、各家庭での意識づけになれば」と語る。