岡上町内会や地域の民生委員児童委員、地域包括支援センターらが協働して実施する「岡の上カフェ」が12月24日、岡上公会堂で開かれ、「しめ縄づくり」が行われた。小学生から高齢者まで約50人が参加した。
地域や世代を問わず、外出する機会や気軽に集える場所をつくろうと、2017年から4月からスタートした「岡の上カフェ」。毎月第4土曜日に開催しており、七夕飾りやお雛様、マジック、演奏とさまざまな企画を実施。地域住民の知識や経験の活用も大事にしている。
今回は、年の瀬恒例のしめ縄づくり。参加者は、地元住民の指導を受けながら、地域で取れたワラをペットボトルで叩いて柔らかくし、水で濡らしながら編み込んでいった。松や紙垂(しで)などを飾りながら、リースタイプのしめ縄を製作した。初めて子どもと参加したという女性は「いつもは買ってきたものを飾っていたので、地元のもので自分で作って飾れるのはありがたい」と話した。
岡の上カフェの発起人でもある伊藤道子さんは「年内最後にしめ縄づくりを楽しんでもらった。コロナは収束していないが、新年が良い年になれば」と思いを語った。