毎年約20万人が訪れる開成町を代表するイベント「あじさいまつり」が6月8日(土)から16日(日)の9日間、あじさいの里(開成町金井島1421)で開かれる。今年で37回目。
開成町では1983年に、今までにない田園とアジサイの風景を作ろうと、面積17 ha(東京ドーム3・6個分)に約5000株を植栽。初夏になると緑色の田園と花が虹色に咲き誇る「あじさいの里」を誕生させた。
これを契機に88年に第1回のまつりを開催。以来、町の魅力を発信していくことを目的に「あじさいまつり」を開催している。今年も期間中は、地域活動団体や高校生によるステージ発表や各種収穫体験、制作教室などイベントが多数企画されている。
実行委員会は昨年に続き、2050年まで二酸化炭素排出実質ゼロに取り組む「ゼロカーボンシティ」を表明した町の方針を運営に取り入れ、公共交通機関での来場者には特典もある。また、今年は新たにシェアサイクルを導入している。
このほか、メイン会場では「あじさい池」にアジサイを浮かべる「花手水」を期間中、全日実施する。