改修完了し、利用再開 座席、ステージも一新
戸塚公会堂は6月1日、約1年間の改修工事を終え利用を再開した。
耐震工事を目的に昨年7月から休館。天井は吊り下げ式だったが、新しく建物と一体型の構造になり、脱落対策を図っている。また、照明はLEDになり、天井に埋め込む形に変更された。
客席も一新。座面跳ね上げ式のシートが採用され、座席幅を拡大したため568席から517席になった。
色もえんじ色からグレーと黒を基調としたものになり、講堂内部の雰囲気を変えている。バリアフリー対策として、通路側の客席には手すりがついている。
1978年開館の戸塚公会堂。休館中には▽客席の床面張替え▽舞台の部品交換▽垂れ幕の修復なども行われた。根本道夫館長は「座席やステージなどとてもきれいになりました。ぜひご来場を」と話した。
バイオリン、チェロ、ピアノのクラシック音楽
今回のリニューアルを記念し6月30(日)、「ふれあいトリオコンサート」が開催される。午後2時開演(1時間前開場)。バイオリン、チェロ、ピアノの3人の奏者がクラシック音楽を奏でる。
チケットは1000円(全席自由、小学生以上)。戸塚・東戸塚・大正地区センター、戸塚公会堂で販売中。(問)【電話】045・862・3334