【A Japanese sake bar that must be your new favorite】Enjoy a variety of sake from all over Japan and local fish received directly from fishermen In the castle town, Odawara. “Syuza” opened in front of Odawara station.
城下町や宿場町として知られる人気観光スポット・小田原。小田原駅東口の「おいしいもの横丁」に、全国各地の銘酒を楽しめる「日本酒バー酒座(しゅざ)」が2024年7月にオープン!肴にもこだわっているとか…。早速お邪魔してみました!
駅東口・大雄山線側のエスカレーターを降りて小田原駅前東通り(通称おいしいもの横丁)に入ると、路地裏に「酒座」があります。
隠れ家的で落ち着く雰囲気
「こんばんは~」とお店に入ると…「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれた林駿之介店長。カウンターには様々な四合瓶がずらり!総席数7席で、なんだか落ち着いてお酒が楽しめそうな感じ…胸が高まります。
楽しめる日本酒の銘柄は常時80種以上!
日本酒バーとのことですが果実酒にビール、焼酎、ウイスキー…すごいラインナップ!「そうですね…日本酒で80銘柄、他のお酒を合わせると全部で150種類以上を用意していますね」と林店長。
それもそのはず、飲み歩きが趣味という林店長は、「美味しいお酒」を求め、ほぼすべての都道府県を訪れたとか!「多くの人にもその美味しさを感じ、楽しんで欲しい」とバーを開店したそうです。
実際に試飲して「これだ!」と厳選したお酒のみを揃えたところ…日本酒だけで80種類になったとか。まだまだ増え続けているというから驚きです!
- でも、こんなにあると迷っちゃいますね…。「お好みを伺って、お客様お一人おひとりにぴったりの1杯をお選びするのでご安心ください。日本酒デビューしたい方もお気軽にどうぞ」と林店長から心強いお言葉をいただきました!
肴にもこだわり!網元直送の地魚が豊富
お酒を嗜むのに欠かせないのが、味や香りを引き立たせる「肴」!実は「酒座」のオーナー、現役の漁師さんなんです!
漁師さんおすすめの肴は?
定置網漁船「辰清丸」の5代目船長の原辰宏オーナー自らが相模湾で獲った新鮮な地魚を楽しめちゃうんです。アジにカマス、ニュースで話題になったブリにアオリイカ…。豊富な魚種を誇る相模湾の恵みをたっぷり堪能できるなんて感動!
「日本酒やビールのつまみには、えんぴつ(カマスの丸干し)。塩味がきいていて美味しいよ!」と原オーナーが漁師ならではのおすすめを教えてくれました。えんぴつを丸かじりしながら、ちびちび呑みたくなりますね~。
小田原ならではのおつまみが充実!
網元直送だからこそ提供できる、朝獲れの地魚を食べられるのが、本当に魅力的!この日はなんと、地あじを使った「なめろう」もありました。
- 鮮魚を使ったなめろうを楽しめるなんて、贅沢の極みですね! ほかにも板わさやナスの煮びたしなど、肴にぴったりのおつまみが揃っています。
夕食から締めの一杯まで、いろいろなシーンに重宝
お酒メインではなく、食事もしっかり楽しみたい方もご安心ください!焼きおにぎりや手ごねのやげん軟骨の鶏つくねなど、フードメニューも揃っています!
- 「日替わりのお味噌汁やお茶漬けも好評です。タイやヤガラのあらなど、その日の仕入れによって出汁が変わりますよ」と林店長。それは通う楽しみがますます増えますね!
「イチオシ!」の一杯は?
お腹も満たされたところで…お2人におすすめの一杯を教えていただきました。
原オーナー:十六代九郎右衛門
「最近、世界的品評会で優勝した長野の十六代九郎右衛門。その中でもこの赤磐雄町は、米由来のしっかりしたジューシーさを楽しめます」
林店長:風の森
「精米歩合があえて90%なんです。芳醇な米の風味や旨味を味わえます」
う~ん、また呑みたくなってきたぞ…。お店は翌朝3時まで営業だし、もう少し楽しんじゃおうかな。店長、1杯ずつ追加でお願いします!
ご家族連れや宴会におすすめの姉妹店も!
実は原オーナー、小田原市内の海鮮居酒屋も経営しているんです。「自ら獲ったこだわりの旬の魚を美味しい状態で食べてもらいたい」という思いから2023年ににオープンした「旬魚酒楽 辰」は、その日に水揚げされた魚を“一番美味しい状態”で提供。日本酒ナビゲーターも在籍しています。
2024年9月からは2階のテーブル席も利用できるので、宴会にもおすすめ!おひとり様はもちろん、カップル、ご家族、ご友人、同僚と…用途に合わせてお店を選べるのもうれしいですね。
行きつけにしたくなるお酒とお料理を楽しめるお店、ぜひお試しを!