味の素(株)川崎工場は2024年で110周年 アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-being に貢献

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味の素(株)川崎工場は2024年で110周年 アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-being に貢献
川崎事業所総務・企画グループの清水さん(左)、鈴木真史さん(中)、鈴木航介さん(右)

京急大師線・鈴木町駅を降りると目の前に広がる味の素(株)川崎事業所。川崎市のふるさと納税返礼品にもなっている「クノール®カップスープ」や「アミノバイタル®」などがこの工場で製造されています。

  • この「鈴木町」という地名は同社創業者の名前を冠したもので、川崎市とも深い縁があることをご存じでしたか?川崎事業所は1914年に稼働を始め、今年110周年を迎えました。

川崎事業所には川崎市市制100周年記念事業を推進する事務局に民間メンバーとして参加し、また幹事会の幹事を担うなど、実行委員会の設立当初から今に至るまで尽力されています。

川崎に対する想いや、地域住民を招待する「あじ祭り」について、総務・企画グループの鈴木真史さん、清水隆博さん、鈴木航介さんに話を伺いました。

今年も開催!あじ祭り

川崎工場の正門ではかわいいアジパンダがお出迎え

川崎事業所では、2015年に地域への感謝の気持ちを込めて、近隣にお住いの方々を招き「あじ祭り」というイベントが始まりました。コロナ禍の3年間は中止となっていましたが、2023年4年ぶりに開催され、工場見学などの催し物には約1,000人の方々が訪れ、大いににぎわいを見せたそうです。

鈴木航介さんは「私たちの取り組みをもっと知ってほしい。実際に、見て、体験していただくことで、新たな共感を生み出したいです」と話します。今年の「あじ祭り」は11月16日(土)に開催が決定し、普段入ることのできない敷地内への入場もでき、工場見学や社員食堂の飲食コーナーなどさまざまなブースが催されます。

 「味の素と言えば、調味料やスープの会社」と思い浮かべる人もいるでしょう。でも実は、味の素は独自の「アミノサイエンス®」から化粧品や電子材料なども作っているのです!「あじ祭り」は、味の素の新たな一面を知る機会にもなりそうです。

さまざまなブースに大勢の人がにぎわった昨年のあじ祭り

普段、消費者と接する機会が少ない社員の皆さんにとっては、生の声が聞ける貴重な場にもなっています。「社員一同、楽しみにしているイベント。今年も多くの方にお越しいただき、『味の素がここにあって良かったね』と感じてもらえるようにできれば」と期待を込めます。

  • 今年は市制100周年に合わせ規模を拡大し、市内全域から抽選で2,000人を招待する予定とのこと。「川崎は創業の地。これからも地域の方と手を取り合い大切にしていきたいです」。

「健康」と「環境」守るため

川崎事業所は工場見学や川崎区の公立中学校への出前授業、多摩川への環境配慮の取り組みなど地域に根差した活動を継続しています。地域の細かなところまで目を向ける理由には、味の素グループが掲げる〝志〟が深く関わっています。

味の素グループは「アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という志のもと、Well-being=「健幸」、すなわち健康で幸せな暮らしのため、2030年までに、「環境負荷を50%削減」と「10億人の健康寿命を延伸」という、フードシステムでつながる2つのアウトカムの実現を目指しています。

「地域の皆様との活動を通じ、私たちの“思い”をお伝えし、また皆様の“思い”をお聞きし、その“思い”が合致したときに2つのアウトカムの実現とその先にある“健康でより豊かな暮らし”の実現に繋がると考えています。」と清水さんは先を見据えます。

躊躇なく変化するまち、川崎

川崎市民でもある鈴木真史さんは、2005年に川崎事業所に配属となって以来、変わりゆく川崎のまちを見続けてきました。「川崎は変化を恐れず躊躇なくチャレンジするイメージ。市民としても都市と自然が調和していて暮らしやすいと感じています。100周年を迎え、この先も期待しています」と川崎への思いを話してくれました。

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住所

神奈川県川崎市

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公開日:2024-09-30

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