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やまと社協だよりNo. 262を発行しました

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やまと社協だよりNo. 262を発行しました

「手をつなぐ、まちをつなぐ」懇談会を開催!

災害時の協力体制について話し合いました。

ヒアリング調査により、地震や豪雨などの自然災害が多発しているなかで、避難に困難を抱えていたり、災害の情報が入手しづらい人たちへの理解が広がっていないことが見えてきました。これを受けて、大和市社会福祉協議会では、大和市手をつなぐ育成会の内出裕子会長、加藤みどりさん、加藤さんの地元の長堀自治会の増島秀雄会長、新倉正義民生委員、髙木佳羽子民生委員と懇談の場を持ちました。

懇談会の様子

育成会内出会長 避難行動要支援者名簿に登載を希望し障がいの内容を細かく記入し届けていますが、自治会にはどのくらいの情報が伝わっていますか。

増島自治会長 市から配付される名簿には要支援者として障がい者の方のお名前や住所が登載されています。その名簿をもとに対象者の所在を地図に落とし込んでいます。名簿には数人しかなく、私の見ている範囲ではもっといらっしゃるような気がします。

育成会加藤さん 私も若い頃は、こどもも小さかったので災害時は自分で連れて避難できると思い、名簿への登載を辞退していました。自分が病気で倒れたり、地震で家具の下敷きになったらこどもを連れて逃げるのは難しく、こどもが成人したタイミングで、名簿への登載をお願いしました。

増島自治会長 コロナ禍前までは名簿を使って高齢者を中心に有事の際には対象者宅の両隣のお宅に、様子を見てもらうようにお願いしていましたが、最近再開しようという話が出ています。

育成会加藤さん 障がいのあるこどもは一人ひとり異なり、不安感が強く、困り事をうまく伝えられない子も多くいます。育成会では『自助力』を高めるため、必要な情報をまとめた小冊子や、視覚支援カードの作成を企画中です。カードを使えば『お腹が空いた』『眠い』などを指差しで伝えられます。避難所では表示を写真やイラストで示していただけると助かります。地域の方々に、こうしたこどもたちの存在と支援の必要性を知ってもらうことが大切です。

増島自治会長 防災訓練や自治会の行事に積極的に参加してもらえるような関係づくりは、自治会が進めていかなければならないと感じています。『視覚支援』は今後避難所運営に取り入れていければと思っています。避難所のスペースは限られているため、障がいのある方もない方も、まずは1週間、自助で耐えることを前提に備えていただきたい。

新倉民生委員 まず名簿に登載し、自治会・民生委員・地区社協などその他の組織と連携して一緒に災害時の体制の確認や支援を進めていくことが理想です。

増島自治会長 災害が起きたらどうなるかは、誰にも分りません。だからこそ、今から備えておくことが大切だと思います。

育成会内出会長 災害が起こる前から、地域とのつながりや、顔の見える関係があることが、とても大切だということですね。

「大和市手をつなぐ育成会」ってどんな団体? 参加ご希望の方はご連絡ください。

知的障がい・発達障がいのあるこどもとその家族などが、地域で安心して生活できるよう支援する団体です。障がいのあるこどもと暮らす親たちは、悩みも多く、孤立しがちです。だからこそ、育成会は「相談できる場所」でありたいと思い、活動しています。大和市手をつなぐ育成会会長:内出裕子 046-215-9309

赤い羽根共同募金運動がはじまります【10月1日→12月31日】

皆様からお寄せいただいた寄附金は、市内の民間の社会福祉施設や福祉関係団体等が行う地域福祉活動のために配分し、活用させていただいております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

街頭募金

駅頭や店頭にて、募金ボランティアが呼びかけをさせていただきます。

職域募金

皆様の職場で呼びかけをさせていただきます。

戸別募金

自治会のご協力のもと、各世帯に呼びかけをさせていただきます。

法人募金

民生委員・児童委員のご協力により、会社や商店等へ呼びかけをさせていただきます。

学校募金

小中学校や高校にご協力いただき、児童・生徒の保護者や教職員の皆様に、PRと呼びかけをさせていただきます。

イベント募金

イベントで呼びかけをさせていただきます。

赤い羽根共同募金についてレポートはこちら


地域福祉への参加 今、私にできること 大和市善意銀行を通じた支えあいのカタチ

善意の金品をお預かりし、それを必要な事業や人・団体等に払い出す「善意銀行」。毎月さまざまな物品を社協を通じて提供されている「有限会社エムワイハウジング」の米田宗充代表に、寄附に込める思いなどを伺いました。

――大和市社協にオムツ、お米などの日用品や食料品をお届けされたきっかけは何だったのでしょうか。

「妻がボランティアをしてみたいと言っていたことと、大和市の広報で食料募集の記事を見たことがきっかけでした。少しでも頑張っている人の助けになればと思いました。」

――どんな思いで提供を続けてきたのでしょうか。

「必要としているものを提供していき、社協を通じて頑張っている人たちの『心のよりどころ』になりたいと思い続けています。実際にコロナ禍に開催された食料支援の場に参加したときに『本当に助かります』という言葉を言っていただき、少しでも支えになれているのかなと実感させてもらえました。」

――預かり品の提供や寄附をしたいと考えている方へのメッセージをお願いいたします。

「寄附や預かり品の提供はとても大切なことですが、特別なことではありません。自分ができる時にできることをしてみてください。気負い過ぎずに最初の一歩をぜひ踏み出してみてください。」

 

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住所

神奈川県大和市

問い合わせ

大和市社会福祉協議会

電話

046-260-5633

046-260-5633

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公開日:2025-09-26

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