【小田原:和菓子】室町時代に国賓をもてなした、小田原銘菓「ういろう」

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【小田原:和菓子】室町時代に国賓をもてなした、小田原銘菓「ういろう」

【記者レポート】歴史と真心を受け継ぐ、ご当地の逸品

創業1368 年(応安元年)に外郎(ういろう)家が創業した「ういろう」は神奈川県最古の商家。かつては江戸から箱根越えに向かう旅人でにぎわった東海道小田原宿、現在の国道1号沿いに店を構えています。

注目はその立派なたたずまい。たまに「これが小田原城?」と勘違いする観光客もいるという建物は「八棟造り」と呼ばれるものです。現在の店舗は関東大震災後に再建されましたが、戦国時代に京から小田原に招かれて以来、「八棟造り」は外郎(ういろう)家のシンボル。江戸時代の浮世絵にも描かれています。

その看板商品が、地元でも、観光土産としても人気の棹菓子「ういろう」。優しい甘みと、もっちりとした食感が特徴で、「かながわの名産100選」にも選ばれている小田原を代表する銘菓です。しかも販売しているのは原則小田原のみという、まさにご当地の逸品。ほかにも自家製餡を使った手作りの和菓子も各種ご用意。大切な人へのギフトやお取り寄せにいかがでしょうか。

現在のういろう本店。室町時代の3階建ての八棟造りを再現

「薬」と「お菓子」、2つのういろう

外郎(ういろう)家の初祖は医薬に長けた元朝の役人で、二代目は室町時代に将軍・足利義満に仕え、医術や外交の分野で重用されました。

実は、元々「ういろう」とは日本に帰化したおりに持ち込んだ薬のこと。正式には「透頂香(とうちんこう)」という名で、腹痛、痰咳、頭痛など幅広い効能で評判を集めました。歌舞伎の市川家十八番「外郎売」は、二代目市川團十郎が透頂香により喉の持病が治り、感謝の気持ちで創作されたといいます。
現在も、透頂香は「薬のういろう」という愛称で親しまれており、25代に亘り製造販売されています。

「お菓子のういろう」は、室町時代、朝廷に外交役として仕えた二代目が、外国使節団の接待用に考案したもので、慣れない日本の風土で食事がのどを通らない要人にしっかり栄養を摂ってもらいたい、そんなおもてなしの気持ちで創作したものだという。往時、貴族の栄養薬として仕入れた高価な黒砂糖を転用し米粉と練って蒸したものがお菓子の「ういろう」の原点。薬種業だったから作ることができたお菓子だという。

お菓子のういろう。優しい甘みともっちりとした食感

薬のういろう「透頂香」。製法は現在も一子相伝 ※本店での対面販売のみ

ギフトにもお取り寄せにも、真心を込めた手作りのお菓子

「お菓子のういろう」をはじめ各種商品は地方発送も可能です。なお、ういろう本店では「お客様のご要望をお伺いする」ために、ご注文は電話での受付になっています(0465-24-0560/午前10時~午後5時、水曜・第3木曜定休)。お支払いは現金書留となります。

お菓子のういろう

もっちりとした食感とほのかな甘さの、米粉を用いた蒸し菓子。製法は600年以上に亘り受け継がれています。
黒砂糖、白砂糖、小豆、抹茶 各1棹 756円税込
栗ういろう 1棹 972円税込

黒砂糖、白砂糖、小豆、抹茶 各1棹 756円税込   栗ういろう 1棹 972円税込

錦甘露(きんかんろ)

求肥で餡を包んだかわいい一口サイズの半生菓子。味は6種類(小豆、抹茶、柚子、梅、芥子の実、胡麻)。
6個入り 972円税込
12個入り 1,944円税込

6個入り 972円税込 12個入り 1,944円税込

ういろう最中

外郎家の家紋「桐形」は求肥と小豆のこし餡、透頂香を入れる「印ろう形」は栗と白小豆のつぶ餡入り。
各1個 216円税込

各1個 216円税込

唐饅頭(とうまんじゅう)

オランダから伝えられたとされる焼菓子。カステラ風生地と小豆のこし餡の懐かしい味。
1個 194円税込

1個 194円税込

焼菓子

「栗の宿」刻み栗入の白餡を包み、しっとりと焼き上げています。
「華の風」バター風味の生地と抹茶餡のハーモニー。
「桃山」白餡に卵黄を加えて焼き上げた昔ながらの味。
各1個 194円税込

各1個 194円税込

特製ようかん

昔ながらの手練りならではの滑らかなくちどけ。
白隠元、抹茶、本煉、黒砂糖、栗の5種類をご用意。
各1棹 1,620円税込

各1棹 1,620円税込

詰合わせ

贈答用詰合わせの承ります。
お好みやご予算、ご要望をご相談ください。
【贈答用一例】
・お菓子のういろう×1、特製ようかん×1、焼菓子4種×2 3,931円税込

お菓子のういろう×1、特製ようかん×1、焼菓子4種×2 3,931円税込

歴史と文化、なりわいの城下町・小田原

満開の桜と小田原城天守閣

小田原城の城下町として、また東海道随一の宿場町として栄えた小田原。そして箱根に連なる山々の木材、相模湾の魚、酒匂川流域にひろがる田畑など、豊かな自然の恵みを生かした「なりわい」が生まれ、今も大切に受け継がれています。

また明治から昭和初期には、避暑地・避寒地として政財界の要人や文化人が別荘や邸宅を構えるなど、文化の香りも色濃く残ります。

ういろう本店の店内

店内奥には昔の蔵を利用した外郎博物館があり、外郎家ゆかりの品々やモノを大切にする日本人の文化を知ることができます。

外郎博物館(入館無料ガイド付き)

ギフト詳細

URL:https://www.uirou.co.jp/
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜、第3木曜、1月1日、12月31日
お取り寄せ方法:電話でのお申し込み
お取り寄せ可能地域:全国(一部除く)
支払方法:現金書留のみ
備考:一部発送出来ない商品があります。電話にてご確認ください。

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住所

神奈川県小田原市本町1-13-17

問い合わせ

ういろう本店(株式会社ういろう)

電話

0465-24-0560

0465-24-0560

問い合わせ先URL

https://www.uirou.co.jp/

公開日:2024-11-25

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