逗子市と葉山町の両教育委員会は12月21日㈯、「史跡整備で甦る長柄桜山古墳群の時代~埴輪と水上交通が語る古代社会~」と題した講演会を逗子文化プラザなぎさホール(逗子市逗子)で開催する。同古墳群第1号墳の整備工事完成を記念して行う。
同古墳群は1999年に故・東家洋之助さんに発見された県内最大級の2基の前方後円墳で、古墳時代前期(4世紀後)に造られたもの。2002年には国の史跡に指定されている。
演題と講師は次の通り。▽「史跡整備の成果と意義」/北條芳隆さん(東海大学教授)▽「水上交通網と長柄桜山古墳群」/田中裕さん(茨城大学教授)▽「海を望む古墳の象徴性と被葬者の性格」/白井久美子さん(房総のむら風土記の丘資料館主任上席研究員)
午後1時から4時30分(0時30分開場)。定員300人。入場無料。
申し込みは氏名・住所・電話・メールアドレスを市町ウェブサイトの申込フォーム、電話、FAXまたは直接窓口へ。
逗子市教育委員会社会教育課☎046・873・1111