日帰りで気軽に楽しめる低山登山ブームの中、南足柄市が「足柄三山」と名付けて地域ブランディングに力を入れる矢倉岳・明神ヶ岳・金時山。昨年から順番に各山頂でイベントを行ってきたが、12月7日(土)は3回目、金時山が会場になる。
「足柄三山ミーティング」は登山愛好家らの交流の場づくりと、三山のファン拡大を目的に始まったイベント。
初回の矢倉岳が40人、前回明神ヶ岳は60人と、イベントの認知も進んでいる。面白さについて市は「同じTシャツを着て山に登ることで一体感が高まる。山を愛す者たちの集いといったところでしょうか」と話す。
「山頂で会いましょう」が合言葉で、申込なしで当日参加も可能。参加条件は、三山がモチーフの南足柄ご当地Tシャツ(道の駅足柄・金太郎のふるさとで販売)を着用すること。当日は午前10時から10時45分にTシャツを着用した登頂者にオリジナルステッカー、ストラップを配布。ストラップにはシリアルナンバーが記されており、後日景品が当たる抽選があるという。このほか、登山口で集合写真撮影も企画されている。
市は「今回で三山すべてで1回目のイベントが終わります。今後もミーティングを続けて『足柄三山』をPRしたい」と話している。イベント最新情報ほかは市ホームページ。