不動産のスペシャリスト
80歳を超えてなお、毎日現場を飛び回り、顧客や職人との交渉を一手に引き受ける。新築は900棟以上、リフォームも5200件を超える不動産のスペシャリストに活力の秘訣を聞くと、「あまり気にしたことがなかったけど」と、少し考えてから「仕事に夢中になるからかな。自分自身が一番楽しんでいるかもね」と満面の笑み。
45歳で商社を退社し、地元で貢献できる仕事として住まい作りを選んだ。74歳で事業を長男に継承し、「幸友ホーム」を立ち上げた。「顧客の要望に100%合わせる」を常に心がけ、呼び出しがあれば休日でも夜中でも、何度でも打ち合わせを行う。真摯に誠実に―。その家づくりはしっかりと顧客の心を掴み、物件の完成時には、まるで親友同士のように、気心の知れた関係になるという。「『幸』せを、大切な『友』と分かち合う」。同社の社名は、しっかりと結実している。
「目と手の届く範囲で丁寧な仕事を」
事業は安定しても、無理な拡大路線は取らない。「目と手の届く範囲で丁寧な仕事を」。幼少の頃に父親が入院し、小学2年で新聞配達や納豆売りで汗水を流した経験が、今も心の手綱となって自らを戒める。その苦労を笑顔で振り返ることができるのは、常に仕事を楽しむことを忘れないから。「実は次の会社も考えている」とニコリ。以前から頼られることの多かった不動産の売却をサポートする新たな企業の青写真は、既に頭の中にある。仕事を夢中で楽しむ少年の心は、時を経ても変わらない。
幸友ホーム株式会社:企業紹介
これまでに手掛けた住宅全てに、完成までの思い出を綴りためた「写真集」をサービスで手渡す。地元の真心ある会社ならではの嬉しい贈り物。