大鋸の藤沢ホスピタリティパーク「せせらぎこどもクリニック」では、小児全般はもちろん、アレルギー診療も行う。
道海秀則院長の詳細な診察と、41項目のアレルゲンが血液数滴で調べられる院内アレルギー検査機で、患者のアレルギー早期発見に取り組んできた。「患者様の中には、アレルギーを検査したくても言い出せない人が多い。診察中に一歩踏み込んで検査を提案することで、早期治療につなげたい」と道海院長は話す。
発熱外来の設置や消毒・換気等で感染予防を徹底する同院。新型コロナ禍での医療現場の混乱が教訓となったという道海院長は、オリジナル聴診器や医療用アプリを開発し医療現場の改善に貢献する。また、HPⅤワクチン接種をイラストで啓発するポスターを作成し、普及に努めている。
「こまったことがあれば、なんでもそうだんしてね」と道海院長。