福田紀彦市長を表敬訪問
麻生区岡上のワイナリーと協働して、市制100周年記念ワイン造りに取り組んでいる和光大学の学生5人が12月11日、福田紀彦市長を表敬訪問し、ラベルデザインについて思いを語った。
この表敬訪問は、NPO法人岡上アグリ・リゾート(麻生区岡上/山田貢代表理事)が中心となって進めている「麻生区の大学間連携による『川崎市市制100th記念』岡上プロジェクト」の一環。取り組みは、麻生区市民提案型協働事業に採択されており、同大のほか、明治大学、田園調布学園大学、昭和音楽大学が協力し、川崎市で生産されたブドウを使用して、市内唯一のワイナリーがある岡上で、ワイン造りを行っている。
尾崎沙良さんのデザインが公式ラベルに
和光大学からは、「地域デザイン」の授業を履修する学生8人が参加。10月中旬から川崎市の歴史、地域、産業などを学び、7種類のラベルデザインに反映させた。
当日は、学生5人と同大の小林猛久教授、山田代表理事、山本奈保美麻生区長が出席。取り組みの紹介や、作品に込めた思いを福田市長に伝えた。
今回は同大2年の尾崎沙良さんが制作したデザインが公式ラベルに選ばれた。川崎市には住宅、工業、商業、芸術、農地、自然など、バラエティ豊かな営みが集まっていることに着目。それらを盛り込んで、数字の「100」の形にポップなイラストで表現した。尾崎さんは「もともと川崎にゆかりはなかったが、ラベル作成のため勉強したことで、川崎のことを知ることができた」と福田市長に伝えた。