マルシェ企画で地域活性「大人も楽しめる泉区に」
「若い世代が動くことで、泉区を元気にしたい」――。30代が中心となり、区内各地でイベントを開催しているララマルシェ実行委員会。3月にもイベントを控え、「多世代が楽しめる場に」と意気込む。
同団体の代表を務める畠山奈緒美さん(37・和泉中央北在住)はこれまで、区外でのフリマやマルシェに出店してきたが、「泉区にもそういうイベントがあったら」との思いがあったという。
同じ職場に勤める同僚に相談し、一昨年12月に区内飲食店のスペースを借りてイベントの初開催に至った。これが好評を得て、昨年春には3カ月連続で企画。アート作品や雑貨販売のほか体験型ワークショップなど出店はさまざまで、じわじわと認知度を上げてきた。
地元企業も後押し
イベントはこれまで、地元飲食店のほか企業やスーパーなどの敷地で開催。「泉区の地域活性」を目的にしているため、企業も快諾してくれるケースが多いという。またイベントを盛り上げる工夫として、チラシには毎回クジ引き券をつけており、賞品の協賛でも企業が後押ししている。
イベントの周知や出店の呼びかけには主にインスタグラムを活用。また幼稚園や保育園にチラシを配布して子育て世代に周知を図っている。
畠山さんは自身の経験もあり「出店者を大事にすることが来場者の満足にもつながり、イベントも盛り上がる。主催者としてもやりがいにつながる」と話す。また「多世代はもちろん、広く大人も楽しめるようなイベントを企画していきたい」と思いを語る。
3月2日(日)にはカフェローレル(いずみ中央駅徒歩2分)で開催(10時〜16時)。今回は「大人の癒し」をテーマに各種リラクゼーションの出店ラインナップとなっている。また同ビル1階の学習塾スペースでは子どもが楽しめるワークショップも予定している。