自分の好きな本などをオリジナルの「本棚」を通じて一般公開する企画「きんじょの本棚」の参加者らが主催するイベント「きんじょの学園祭」が4月12日(土)、玉川学園3丁目こども広場で開催される。イベントでは、各本棚の店主が持ち寄った本が集う「きんじょの大本棚」や、様々なイベントステージが企画されている。
企画・運営を担当するのは、一昨年から玉川学園地域で「きんじょの本棚」の店主を務める今村緩子さん・竜平さん夫妻。昨年6月末から近隣の本棚店主を巻き込みながら、準備を進めてきたという。緩子さんは「もともと企画することが好きで、そんな中でいただいたチャンスだった。私たちのやりたいことが詰まっているイベントになっていると思う」と話す。「学園祭」というイベント名について竜平さんは「学園祭の良いところは、普段関わらない人たちでもそれぞれが居場所を見つけて楽しめるところ。そういう場にしたいという思いも込めた」と語る。
きんじょの本棚としてのイベントはこれまでも開催されてきたが、今回はより、地域に開けた形で行うものだという。緩子さんは「本棚の店主のみならず、私たちが興味を持ってお声がけした方々にも多く出展いただけることになった。今回を機に、良い化学変化が生まれたらうれしい」と話し、竜平さんは「皆さんに『楽しかった』という気持ちを持ち帰ってもらうことができれば」と意気込みを語った。
開催時間は午前11時から午後4時まで。雨天時は13日に延期。イベントの詳細は今後、「きんじょの本棚」公式SNSで発信される予定だ。