小田原市出身の３人組ロックバンド「ＬＵＣＫＣＡＭＥ」がこのほど、キッチンカー事業の一環で市内の地元企業や福祉団体とコラボした新商品を開発した。
音楽活動やライブハウスの運営と並行して、２０２４年からキッチンカー事業に取り組む同バンド。
今回の新商品は３品。「矢郷農園」で収穫されたミカンを障害者福祉サービス事業所「第３ありんこホーム」がマーマレードに加工し、生クリームと合わせたクレープ「小田原みかんホイップ」と、「小田原蒲鉾いせかね」のちくわを主役にした「小田原ちくわバーガー」、「湘南魚類（株）」から仕入れた地元産アジを１匹使用した「小田原アジフライバーガー」。いずれも地域のマルシェでの出店を通じてつながり、今回のコラボに至った。
クレープ「小田原みかんホイップ」を手がけた関係者たち
ありんこホームを運営するＮＰＯ法人おだわら虹の会の高橋直美理事長は「今回のコラボが利用者の自信になる。たくさんの人に味わってもらえたら」と話す。また同バンドの山本心さんは「地元食材を使ったコラボ商品をこれからも増やしていきたい」と意気込む。クレープは現在販売中で、バーガーは６月１日（日）から販売開始する。キッチンカーの出店情報は「ライブハウス小田原クエスト」のＨＰから。
