【取材レポ】「暮らすように泊まるホテル」に地元民が宿泊したら?「シタディーンハーバーフロント横浜」で横浜の魅力を再発見

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【取材レポ】「暮らすように泊まるホテル」に地元民が宿泊したら?「シタディーンハーバーフロント横浜」で横浜の魅力を再発見
みなとみらい線「日本大通り」駅直結(4番出口)。ホテル入口左横が構内につながるエレベーター

横浜市中区日本大通にあるホテル「シタディーンハーバーフロント横浜」が2025年6月14日に開業2周年を迎え、地域の魅力を体験できるイベントをスタートしました。どんなイベントか気になるところですが、シタディーンについてまだまだ知らない方も多いはず…。ということで、まずは同ホテルについて、母と娘(JK)の女子旅宿泊レポートでご紹介します!

シタディーンってどんなホテル?

  • シンガポールが本社のアスコット社が運営するサービスアパートメント(長期滞在型ホテル)
  • 日本には2009年に上陸し、東京、京都、大阪に続き、2023年6月14日横浜にオープン
  • 観光やビジネスなど1泊から長期滞在まで幅広いニーズに対応
  • 地上17階建て、客室数は242室
  • 中華街や山下公園、赤レンガ倉庫、みなとみらいなどの観光名所も徒歩圏内

いざ、ホテルに潜入!!

駅直結の好立地

一見すると最近この辺りのエリアに増えている高級マンションのような街に溶け込むシックな佇まいなので、もしかしたら地元民でもホテルと気が付いていない人が多いかもしれません。

シタディーンは日本ではまだ4施設ですが、世界では約190施設以上を展開するとてもメジャーなホテルなんです。「滞在者の約7割が海外の方なんですよ」と同ホテルの今竜太郎総支配人。実際滞在中はエレベーターやラウンジなどで海外の方とすれ違うことが多く、横浜にいるのにちょっとした海外旅行気分が味わえました。

「横浜らしさ」感じるデザイン

横浜らしい赤レンガを基調にデザインされたフロント。カフェ巡りや歴史的建築物巡りに役立つオリジナルマップを配布しています

横浜をモチーフにした絵画

ガス灯を彷彿させるランプも

かもめのモチーフ

24時間いつでもコーヒーが楽しめる

フロント横の1Fロビーラウンジでウェルカムドリンクをいただいてからお部屋へ

お部屋にも珈琲館のドリップコーヒーが!電気ケトルはバルミューダ

7Fの宿泊者専用ラウンジ

シタディーンではブランドシグネチャーに「For the Love of Coffee」を掲げ、コーヒーを通じたコミュニケーションを大切にしているそう。そのため、ラウンジやお部屋、朝食会場と、滞在中いたるところでおいしいコーヒーが飲めました。これはコーヒー好きにはたまらない!

地元民視点でルームツアー

横浜をイメージした壁絵と窓からの景色が見事にマッチ

今回宿泊したのは海側の「プレミアツイン」。なんと、横浜港の入口・大さん橋が目の前(しかも一直線上)に広がり、港を一望できるんです。横浜に慣れ親しんだ地元民でもなかなか拝むことができないこの素晴らしい景色に母娘で大興奮!!

「この景色、ずっと見ていられる…」。母に負けず劣らず横浜ラバーな娘

横浜というと、みなとみらいの景色をイメージする人が多いと思いますが、個人的にはクラシックな港町・横浜を堪能できる山下公園側の景色が大好き。大さん橋に停泊する大型客船や港を行き交う船をぼーっと眺めていると「ハマっ子でよかった」としみじみ思います。

横浜土産や夜食、アイスなど何でも入る頼もしい2ドアの冷蔵庫

全242室のうち約半数はキッチンや洗濯乾燥機を完備。長期滞在はもちろん、子連れ旅行などでもキッチンがあるとものすごく便利ですよね。

地味にうれしかったのがバルミューダのオーブンレンジ!周辺にはおいしいパン屋さんも多いので、パンのリベイクにも大活躍。前日にパンを買っておけば、朝食なしプランでも優雅なブレックファーストが楽しめそうです。

横浜は日本で初めて本格的なパンが焼かれた「近代のパン発祥の地」。ホテルのすぐ近くに記念碑があるのでぜひチェックを

包丁や鍋、食器、スプーンからフォーク、ナイフ、はしまで。横浜暮らしをよりリアルに体験できるツールがばっちり揃っていました。

居心地抜群のラウンジ

共用部分にはフィットネスルームやランドリー、会議室、そしてちょっと珍しいと思ったのが授乳室。子連れにも優しいホテルなんですね。

中でも私たち親子のお気に入りになったのが、このレジデンスラウンジ。宿泊者専用で24時間利用ができます。

ラウンジ入口に設置された大きなカウンター。宿泊者同士が交流する場になることも

「スマホ命」な娘の必需品。持ち運びできるモバイル充電器も完備

コーヒーの種類が豊富!風味付けのシロップまで。紅茶好きな娘はティーパックが10種類も揃っていたことに喜んでいました

日差しが気持ちいい奥のソファー席

夜も落ち着いて過ごせます

さながらカフェのような雰囲気。仕事をしたり、読書をしたり、思い思いに過ごせます。通常ホテルに泊まると部屋にこもりっぱなしになりますが、私たちは滞在中ほとんどこのスペースで過ごしていました。

お部屋同様、オーブンレンジや食器、カトラリーも自由に使えます

同ホテルは専用レストランを持たないため、ホテルでは珍しく飲食の持ち込みオッケーなのだとか。「ケーキを買ってきてコーヒーと一緒に楽しんでカフェのように使ったり、夜はお客様同士で料理やお酒を持ち寄ってパーティーをすることもありますよ。ホテルでこんな過ごし方もあるんだと知ってもらえたら」と今支配人。

開放的なテラス席。夏ここにビールを持ち込んだらもはやビアガーデン

広報の植木千亜希さんも「買ってきた総菜を温めるだけだと味気ないですが、食器も揃っているので移し変えればちょっとしたお店のようになりますよ」と教えてくれました。

娘も「それ、いいね!!」と乗り気。

同ホテルから歩いて行ける場所には横浜有数の観光地・中華街があり、関内や元町、みなとみらい、野毛とガイドブックに載っているようなおいしいお店はたくさんありますが、そこはいつでも行ける地元民ですので(笑)、あえてホテルでいただくことにしました。

レンチンしたものをお皿に盛りつけておうちバル風に

時間を気にすることもなく、食後はテラス席でコーヒーとともに買ってきたデザートで締め(もちろん食器洗いも不要)。おうちパーティー気分でリラックスしながら、親子で夕食の時間を楽しめました。

幻想的な夜景。食後に象の鼻パークへ夜の散歩に出かけたのも楽しかったです

朝のお楽しみも

早起きして大さん橋客船ターミナルへ

みなとみらいを一望できるのもこの場所ならでは

話題の飛鳥Ⅲがちょうど停泊中

360度横浜の景色を見渡せる大さん橋は、地元民でも毎回訪れるたびに感動できる一押しのスポット。清々しい朝日を浴びながら犬のお散歩やジョギングする人たちとあいさつしながらすれ違ったり…。遊びに来るだけではわからない朝の時間帯だからこそ見られる横浜の顔がありました。

朝食付きプランは珈琲館で朝食ブッフェ。珈琲館のブッフェってかなりレアな気がします

人気のホットケーキやスムージーやサラダ、そしておいしいコーヒーでエネルギーチャージ

我が家は横浜の郊外にあり、「ハマっ子」と言いながらも、ここまで電車に乗って40分ほどかかる距離感です。でもこの辺りの景色は見慣れているし、美味しいお店も色々と知っている。横浜偏差値はそれなりに高いと思っていましたが、ホテルに泊まったからこそ見られた景色があったり、新たな魅力が発見があったり…。まさに「横浜に暮らす」という表現がぴったりな滞在になりました。

地域の魅力を再発見するイベント

シタディーンハーバーフロント横浜では、開業2周年を記念して、朝の横浜の街をめぐるウォーキングイベント「街歩きとクロワッサンの朝」を6月14日に開催しました。

街歩きをしながら街の新しいお店も紹介

当日はホテル周辺のおすすめスポットを巡りながらウォーキングした後、人気のパン屋「ベーカリー三三(サンサン)」の焼きたてクロワッサンと同館内「珈琲館」の淹れたてコーヒーをホテルテラスで堪能。ホテルと同じ建物内にある「パティスリーストラスブール」のバームクーヘンをお土産に用意。参加者から大好評のイベントになりました。

同ホテルでは、今後も横浜の魅力を再発見できるようなナイトランやワークショップなどさまざまなイベントを企画中とのこと。今後ますます、横浜ラバーな「ハマっ子」注目のホテルになりそうです!

住所

神奈川県横浜市中区日本大通5−2 シタディーンハーバーフロント横浜

問い合わせ

シタディーンハーバーフロント横浜

電話

045-680-3322

045-680-3322

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2025-05-23

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