NEW

伊勢原市営大山第2駐車場前 伊勢原ロータリークラブが「大山観光案内多言語看板」寄贈

シェアする
伊勢原市営大山第2駐車場前 伊勢原ロータリークラブが「大山観光案内多言語看板」寄贈
幕をはずす天野会長(右)と萩原市長

伊勢原ロータリークラブ(天野耕一郎会長)がこのほど、大山観光案内多言語看板を市に寄贈。6月16日に看板を設置した伊勢原市営大山第2駐車場(大山541−2)の前で除幕式と感謝状の贈呈式が行われました。

多言語看板の寄贈は、近年大山に、外国人観光客(インバウンド)が増加していることから、さらにインバウンド需要に対応しようと同クラブが国際奉仕事業の一環として寄贈したもの。クラブの国際奉仕委員会が中心となって看板設置を進めてきました。

設置された多言語看板は、大山地域の観光振興に取り組む団体「大山観光振興会」が2024年に作成した、まちあるきイラストマップ「相州大山景観絵図」が描かれています。

同マップには「大山山頂からの眺望」や「大山阿夫利神社下社」、「大山寺の紅葉」など市の景観条例に指定されている12の地域景観資源や大山固有の景観が、日本語をはじめ英語、中国語、韓国語で紹介されています。

除幕式には同クラブの天野会長やクラブメンバー、萩原鉄也伊勢原市長が出席。冒頭で天野会長は「日本には美しい自然と豊かな歴史文化があり、海外の観光客に伝えるには多言語が必須。この取り組みで国際交流の輪が広がり、大山の魅力が世界中に広がることを期待している」とあいさつ。感謝状を贈った萩原市長は、同クラブのさまざま奉仕活動を称えながら「大山に多言語看板を使って、インバウンド客誘致に向けて伊勢原、大山の魅力を最大限に発揮させていただき、ホスピタリティの向上に努めてくいく」と語りました。

今回中国語と韓国語の翻訳を務めた沈春花さん(三光管工工業所専務取締役)は「大山の深い大歴史などがたくさんあったので、クラブのメンバーに意味を聞き、確認しながら翻訳に努めた」と翻訳の難しさを明かしました。伊勢原市商工観光課によれば2024年伊勢原を訪れた観光客は約200万人にのぼり、インバウンド客の統計は分からないものの、確実に増加しているといいます。

住所

神奈川県伊勢原市大山541−2 伊勢原市営大山第2駐車場 

公開日:2025-06-27

関連タグ