横浜の各所をきれいな花と緑でネックレスのようにつなぐ「ガーデンネックレス横浜2021」が開幕しました。会期は6月13日まで(里山ガーデンは5月9日まで)。よこはま動物園ズーラシアに隣接する「里山ガーデン」と山下公園や横浜公園、港の見える丘公園などがある「みなとエリア」をメイン会場に、約60万本の花々が街を彩っています。
- そこでまずは里山ガーデンを現地レポート! 自然豊かな里山に花々が咲き乱れる風景に心が癒されますよ。
〝園芸王子〟デザインのウェルカムガーデン
花の香りが早くも漂う正面入り口で迎えてくれるのは、ひつじのショーンくんのスタチュー像と花で作られたゾウのオブジェ。そして、NHK Eテレの人気番組「趣味の園芸」に出演する〝園芸王子〟こと三上真史さんが植栽デザインを監修しているウェルカムガーデンが広がります。
ハーブなど食べられる緑を配して、見ても食べても〝おいしい花壇〟を目指したとか。時期をずらして花が咲くように植えられているので、行くごとに違った表情を見せてくれそうです。マスコットキャラクターの「ガーデンベア」もかわいい!
市内最大級、「横浜の花で彩る大花壇」
森の空中散歩道をぬけると、花の見晴らしデッキに到着。大花壇では約10種類あるサクラをバックに、大パノラマを堪能できます。サクラは会場全体で約30種あるそうです。
向かって左手には横浜市内産の花苗を9割つかった市内最大級、約10,000㎡の大花壇がひろがります。今年のテーマは「実の春」(みのりのはる)。パンジーやチューリップ、ラナンキュラス、ネモフィラ、キンギョソウなど、春らしい色々な花が楽しめます。
花壇ごとに色味やテーマがあってキレイ。中には、ハート型の花壇も。天気がよければ、ピクニック広場で「お花に囲まれてお弁当」、なんていうのも気持ちよさそう。
詳しくは里山ガーデンフェスタのHP(http://www.satoyama-garden.jp/index.php)で。
森の冒険場「フォレストアドベンチャー・よこはま」
大花壇を見て回り、森の小径を通って、谷戸の自然を満喫しながら外周園路をゆっくりまわると約40分ほど。木々に囲まれた園路をお散歩すれば気分もリフレッシュできるはず。隣接する子どもから大人まで楽しめるアスレチック施設「フォレストアドベンチャー・よこはま」で汗を流すのもいいかも。
フォレストアドベンチャー・よこはまは2019年9月にオープンした施設で、コースは年齢、身長に合わせた全3種類。詳しい利用条件はHP(https://fa-yokohama.foret-aventure.jp/)で。
見どころ盛りだくさん「みなとエリア」
みなとエリアは横浜を象徴する港の景観と一緒に、サクラに始まりチューリップ、バラ、ユリとリレーするように花が移り変わります。
- チューリップ【見ごろ】4月上旬~4月中旬 横浜公園の12万本のチューリップが。そのほか日本大通り、山下公園、新港中央広場などもキレイです。
- バラ【見ごろ】5月上旬~5月下旬 横浜市の花「バラ」が見られるのは山下公園(約160品種1900株)、港の見える丘公園(イングリッシュローズの庭は約150品種1000株)、山手イタリア山庭園など。5月12日から16日までは横浜市役所アトリウムで「ローズフェアwith趣味の園芸」も初開催します。
- ユリ【見ごろ】5月中旬~6月下旬 日本大通りや新港中央広場など
また、マスコットキャラクターの「ガーデンベア」のフォトスポットを各所に設置。オリジナルグッズのプレゼントがもらえるデジタルスタンプラリーを開催しているので、参加してみては。
そして、2027年の「国際園芸博覧会」に向けて‥
2027年には旧上瀬谷通信施設(横浜市旭区・瀬谷区)で、花と緑をシンボルに、生命感と未来の種にあふれた国際園芸博覧会の開催が予定されます。ガーデンネックレス横浜を通して全市で花と緑に親しむ機運を高め、2027年国際園芸博覧会の開催に向けた機運を醸成するため、里山ガーデンの入り口には国際園芸博覧会のフォトスポットもありますよ。