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平塚出身、漫画家の高田ゲンキさんが新刊を出版 AI時代を生き抜くために 

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平塚出身、漫画家の高田ゲンキさんが新刊を出版 AI時代を生き抜くために 

平塚市出身で東海大学を卒業し、現在ドイツ・ベルリンを拠点とするイラストレーター・漫画家の高田ゲンキさん(48)が、フリーランスに関する2冊の本を続けて出版。8月5日に共著で出版した『フリーランスの法律の話』に続き、9月8日には満を持して自身が執筆した『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略 AI時代に20年稼ぎ続けるクリエイターになる方法』が発売されます。

高田さんは、2004年にフリーランスのイラストレーターとして活動を開始し、2012年にドイツに移住。メディアを問わず幅広く活動しています。AI時代を生き抜くための戦略を自身の経験を基に語りました。

『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』は、フリーランス向けのマッチングサイトでの連載を大幅に加筆・修正した書籍。特別な才能やコネがなくても、フリーランスとして長く活躍するための実践的な知見を、漫画形式でわかりやすく解説しています。

AI技術の発展により、「今まで曖昧だったプロとそうでない人の境界線が明確になった」と高田さん。AIに代替されないためには、一つの分野に特化する「専門性」と、複数のスキルを掛け合わせる「シナジー」が重要だと強調。「自分の場合であれば、イラストという軸を持ちながら、漫画、動画と発展させていくことで深みが生まれ、新たな仕事を生み出す」と、動画配信をきっかけにAdobeのチュートリアルを担当するなどキャリアを発展させています。

また、フリーランスは自ら仕事を取りに行く「営業」が不可欠だと語り、自分から積極的に売り込むことの重要性を説き、「黙っていても仕事は来ない」と断言します。

日本人ならではの強み

高田さんは、日本人の「好きなことと仕事を結びつける才能」についても言及。ドイツと比べて、日本人は仕事を通して喜びを感じたいと考える国民性があり、「喜びの循環」が強いといいます。「コロナ禍などを経て、日本の挑戦する風土に面白さをより感じるようになった。フリーランス、そしてクリエイターとして長く活躍するための助けになれば」と話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住所

神奈川県平塚市.

公開日:2025-09-04

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