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<2025―26シーズン>ホームを”青く”染めろ!!選手・コーチ単独取材【湘南ユナイテッド/取材レポVol.1】

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<2025―26シーズン>ホームを”青く”染めろ!!選手・コーチ単独取材【湘南ユナイテッド/取材レポVol.1】

藤沢、茅ヶ崎、厚木、寒川の3市1町を拠点に活動するプロバスケットボールチーム「湘南ユナイテッドBC」が、2025―26シーズンの開幕を迎えようとしている。B3リーグ参戦から4季目となるチームは「プレーオフ進出」に狙いを定め、練習に余念がない。

新チームは外国籍選手3人を含む6人を加え、契約継続した選手を合わせて14人で構成した。昨季に続き内田旦人選手がキャプテンを、副キャプテンはB2リーグ「福島ファイヤーボンズ」から移籍した伊集貴也選手が務める。また、ヘッドコーチだった堀田剛司氏がゼネラルマネージャー兼アソシエイトコーチに、アシスタントコーチだった鈴木友貴氏がヘッドコーチに就いた。

  • 熱戦を前に、内田選手(内)と伊集選手(伊)に単独インタビューを試みた。

一昨季は8強入りし、プレーオフ進出を果たしましたが、昨季は17チーム中11位、23勝29敗という結果で幕を閉じました。昨季の振り返りを。

内「選手のけがでチームの体制づくりが難しく、12連敗するなど苦しいシーズンでした。悪いムードから脱却できず、プレーオフにはつながりませんでした。今季が始まったら選手全員が思いっきりプレーしなければなりません。次のゲーム、次の次のゲームまで視野に入れ、戦略を立てながら走り続けていくことが勝利への鍵となるはずです」

7月から新体制で練習を開始しました。選手の長所短所は。

伊「32歳の私が日本人選手で最年長となります。他のチームを渡り歩いてきましたが、一番年上になったのは初めて。フレッシュなチームです」

内「開幕前ですが、選手のけがが気になります。まだチームの全員がそろって練習できていない状況です。しかし継続メンバーが多いので、互いのプレースタイルや性格に理解はあります。新加入の選手ともコミュニケーションを積極的にとり、昨季から積み上げてきたものにもっと良い部分をプラスアルファできれば」

伊「若さゆえの経験不足もあるけれど、我慢しなければならない、1本取らなければならない、ここぞという場面で力を発揮しなければならない。結果が全ての厳しい勝負の世界。開幕前に急ピッチで調整していきます」

ブースターとの交流は増えましたか。

伊「駅前でチラシを配ったり、祭りなど地域のイベントに参加したりする中で、福島時代のブースターや『伊集さんですよね』と声をかけてくれる方もいます。そんな時は『湘南もぜひ見に来てね』と呼びかけています」

内「清掃など地域貢献活動にも取り組んでいて、そんな選手の姿を地域の方もあたたかく見守ってくれています」

湘南の好きなところを教えてください。

伊「海が近く自由度の高い空気が、生まれ育った沖縄と重なって気に入っています。また川崎ブレイブサンダースには飯田遼選手、横浜ビー・コルセアーズには谷口光貴選手、横浜エクセレンスには上良潤起選手など、香川ファイブアローズ時代にB2西地区優勝したかつての仲間も近くにいます。今はライバル関係にありますが、互いに良い刺激を受けながら、神奈川県内でバスケできることにワクワクしています」

今季、目指すところは。

伊「チームを引っ張る存在になりたい。オフコートでもご飯に誘ったりしてコーチと選手の懸け橋になり、強い絆を築いていくつもりです」

内「伊集選手は困った時に頼りになる心強い存在。昨季は立て直し遅かった。勝っても負けても何が良いのか悪いのか、が分からないままでした。それをチームの皆で分析し、明確にできたら。頭の中をすっきりさせて、まだ活かせていない長所を伸ばしていきたい。それには話し合う時間が必要です。鈴木ヘッドコーチは『プレーオフ進出は最低限の目標』と言っていますが、私個人的には『やるからには優勝したい』と思っています」

ブースターや、まだバスケをあまり見たことのない方に一言。

伊「まだ歴史の浅いチームですが、スピード感や鮮やかなシュートなど、お子さまからご年配の方までを魅了するプレーを会場で見せます」

内「選手と観客との距離が近いスポーツ。たくさんの方々に楽しんでもらえる自信があります。ぜひ会場に一度足をお運びください」

住所

神奈川県藤沢市 茅ヶ崎市 寒川町

公開日:2025-09-19

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