１００人超がステージに

　市民合唱団がプロのオケと第九を――。「よこはま泉区・第九演奏会」が11月16日（日）、泉公会堂で開かれる。第４回となる今回は１１５人の団員が本番のステージに向け準備している。

　泉区では２０１９年に初めて「第九フェスティバル」が開かれ、一般市民が練習を重ねてプロのオーケストラをバックにベートーベンの第九を披露。以来、第九演奏会を泉区の文化にしたいと、実行委員会が活動を続けている。

　２０２５年も１１５人が参加して６月から月４回のペースで練習を続けてきた。実行委員長の上原敏博さんは「第九には平和への願いが込められている。ウクライナやガザなどの惨状に思いを馳せ、歌を届けられたら」と思いを語る。

家族での参加者も

　９月15日に泉公会堂で行われた練習には約60人が参加。団員らは譜面を手に、パートごとに歌う箇所を確認していった。今回、初めて参加しているというスイス人のメール・アンドレさんは「音楽が好きで、泉区に住んでいるので妻子と楽しく参加できています」と笑顔を見せた。

　演奏会は11月16日、午後２時開演。チケットは全席自由席で２０００円。泉区役所１階売店で販売している。問合せは事務局【電話】０７０・５０１２・７１２３へ。