国民の幸福度世界一にもなっている中米の国・コスタリカの実情に迫るドキュメンタリー映画「コスタリカの奇跡〜積極的平和国家のつくり方〜」の市民上映会が4月28日(土)、ボーノ相模大野(南区)のユニコムプラザさがみはらで開催される。予約優先。主催は映画「コスタリカの奇跡」をシェアする会。
同国は1948年に常備軍を廃止し、以来70年にわたって平和を保ってきた。平和憲法を制定、軍事予算を撤廃し、「兵士の数だけ教師をつくろう」を合言葉に、無料の教育、無料の医療・福祉を成功させたほか、環境問題や再生可能エネルギーにも積極的に取り組んでいる。映画では、コスタリカがこれまで進めてきた国づくりの真相が明かされる。
当日は上映会後に、「軍隊無しで平和は維持できるのか」「軍事予算を福祉・教育に充てればどれほどの効果があるのか」といったテーマをもとにしたトーク会も実施。参加者同士で意見交換を行う予定だ。主催者では「同じ平和憲法を持つ日本を、私たちはどういう国にしていきたいかを一緒に考える有意義な時間にしていきたい」と話している。この機会に足を運んでは。
上映は1回目が午後2時から4時30分、2回目が午後7時から9時。会費は一人800円。問い合わせおよび申し込みは小林さん【メール】mmkoba@kym.biglobe.ne.jp、建部さん【携帯電話】090・2404・0597または小野田さん【携帯電話】090・6149・8521へ。