『NPO法人 宮前かぐやの里』だより【29】いきいきホームの生活

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『NPO法人 宮前かぐやの里』だより【29】いきいきホームの生活

 住み慣れた所から離れて精神知的障がい者グループホームに入居を決意するには、さまざまな理由があります。

 入居された方は「今度こそは自分を変えよう」という強い意志で決めました。入居したら、まずは規則正しい生活サイクルを繰り返すことで、周りの人に対しての笑顔、あいさつ、感謝の言葉が自然と出てきて地域の一員としての自信や自覚がでてきます。7、8月は障がい者市民館活動ウインズの栃木バス旅行、アリーノイベント参加、仲間と外食、南野川小学校での参院選投票のほか、毎週末DVDレンタルに行く人もいます。それぞれ上手に余暇を過ごしているようです。

 皆さんコミュニケーションが苦手なので、食事の際は「いただきます」、黙食、「ごちそうさまでした」で自室に戻ります。利用者さん同士の自室訪問は禁止です。距離を取って付き合うことで上手くいっています。それに皆さん、退屈が大の苦手。平日の稼働先は入居翌日から全員が無遅刻無欠席。心優しいイケメンぞろいです。見学できますので、ご予約の上お越しください。

 夏真っ盛りの日中は猛暑ですが、仕事を終えて自宅に帰り車から降りると、庭先の藤袴の香りと平瀬川からの風が心地よいです。川沿いには秋の七草である萩、尾花、葛花、撫子、女郎花、藤袴、桔梗が咲き始めました。散歩が楽しみです。

 (理事長/渡邊寛美)

依存症を予防する

 依存症とは、アルコールやギャンブルなどの物質や行動に過剰依存したため、健康を害したり、罪を犯したりして社会生活が破たんする病気をいいます。物質に依存する病気の予防として、タバコにはチャンピックス、お酒にはセリンクロという特効薬があり、薬を飲むことでニコチンやアルコール依存症から抜け出すことができます。

 一方、オンラインカジノやパチンコなどに過剰依存して借金が膨らみ、闇バイトに手を出す恐れのあるギャンブル依存症や、痴漢、盗撮、児童買春などの犯罪を犯す恐れのある性依存症など、行動に依存する病気の予防としては、依存症の怖さを知ることです。

 「怖さを知った人は罪を犯したくないので、依存から抜けだそうとするかも知れない」との思いから、冊子「犯罪と依存症から身を守るために」を作成しました。花の種を添えて、施設のほか、アリーノ、宮前区役所向丘出張所、福祉パルなどで無料配布しています。

(施設長/元宮前警察署長・小坂公造)

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住所

神奈川県川崎市宮前区南野川1-11-10

問い合わせ

NPO法人 宮前かぐやの里

電話

044-750-0831

044-750-0831

公開日:2025-08-08

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