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「AI時代に必要なのは、答えよりも『問い』」AIアカデミー・第5回 

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「AI時代に必要なのは、答えよりも『問い』」AIアカデミー・第5回 

「AIを上手に使うコツは何ですか?」

この質問を受けるたびに、私はこうお答えしています。

「良い答えより、良い問いを持つことです。」

少し意外に思われるかもしれません。私たちは学校で、「正しい答え」を見つけることをたくさん学んできました。テストには正解があり、間違えないことが大切だと教わってきました。

でも、AIの時代になると、少し景色が変わります。答えを探すことは、AIがとても得意だからです。知りたいことを尋ねれば、数秒で答えを返してくれます。

だからこそ、人に求められる力も変わってきます。
それは、「どんな問いを立てるか」です。

例えば、「おすすめの旅行先を教えてください」と聞けば、AIはたくさんの候補を教えてくれます。

でも、「結婚40周年を迎える夫婦が、思い出に残る旅をしたい」と尋ねると、返ってくる答えはまったく違うものになります。

問いが変われば、答えも変わる。

これはAIだけではありません。人との会話も同じです。

「元気ですか?」と聞かれるより、
「最近、何かうれしかったことはありましたか?」と聞かれる方が、
自然と心が動くことがあります。

良い問いは、良い答えを引き出すだけではありません。相手のことを理解し、自分自身を見つめ直すきっかけも与えてくれます。

私は、AIを使うようになって気づいたことがあります。
それは、AIが進化するほど、「人は何を問うのか」が、ますます大切になるということです。

AIは、答えをつくることはできます。でも、「何を知りたいのか」「何を大切にしたいのか」という問いは、人の心からしか生まれません。

人生も同じです。

  • どんな仕事をしたいのか。
  • 誰と、どんな時間を過ごしたいのか。
  • 地域に何を残したいのか。

その問いが変われば、人生の歩み方も変わります。

AIは、私たちに答えを届けてくれる時代をつくりました。

だからこそ、これからは「答えを持つ人」よりも、「良い問いを持つ人」が、豊かな人生を歩んでいくのではないでしょうか。

今日一日、自分自身に一つだけ問いをかけるとしたら、あなたは何を尋ねますか。

その問いが、AIとの付き合い方だけでなく、これからの人生を少しずつ変えていくのかもしれません。

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時感AIアカデミー 坂本

公開日:2026-08-20

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