ふるさと秦野そば組合(桐山清組合長)が8月から「はだの地蔵そば ガレット粉」の販売を開始しました。はだのじばさんず(平沢477)で取り扱っており、若い世代への販路拡大にも期待を寄せています。
同組合は2020年に秦野市内のそば生産者が立ち上げた組織。作付け面積が少ない一農家の収穫量だけでは製粉業者に依頼できず、玄そば(殻付きの実)での出荷となるため、販売先にも限界がありました。そのため、組合を立ち上げ選別機や脱皮機など必要な機器を購入。会員同士で共有しながら、収穫から製粉までを自分たちで行い、販路拡大に努めてきました。
現在、会員は4人で、作付総面積はおよそ9ヘクタール。玄そば、そば粉のほか、今は乾麺をメインに出荷しており、2025年からは秦野の水を使った十割そばの販売もスタートさせました。
こうした活動を進める中で、同組合のそばを気に入った東京都浅草のガレット専門店「フルール ド サラザン」のガレット職人・玉越幸雄さんからコラボの申し入れがありました。2025年2月から試作を繰り返し、ガレット粉が完成。同組合のそば粉の「はだの地蔵そば」を名称に加え、「はだの地蔵そば ガレット粉」の名前で8月から販売を開始しました。
1袋500g入りで、価格は1490円(税込)。パッケージの裏には、消費者が食べやすいよう、玉越さん考案のレシピも掲載しています。同組合によれば、そば本来の甘みと香りが感じられるガレットが作れるといいます。
「そばを打つのはハードルが高いが、このガレット粉なら、フライパンとお玉があれば気軽に家庭で作ってもらえる。幅広い世代に食べてもらえれば」と同組合。「販路が広がれば、生産者の仲間も増える可能性がある。そうすれば、より生産量を増やしていけるはず」と話しています。












