大井町が進めているJR御殿場線上大井駅の駅舎改修工事。当初、10月の着工を予定していたが、改修に伴う事業者の選定が思うように進まず、来年1月以降にずれこむ見通しとなっている。
同駅を巡っては、2022年にJR東海から老朽化に伴う簡易駅舎化の打診があったほか、町の耐震診断で大規模な地震の際に倒壊する可能性が高いと判明していた。
町は駅舎の今後を検討する中で、地元住民らから存続を求める要望書が提出された。これを受け、JR東海から駅舎の無償譲渡を受け、耐震化・改修した上で残す方針を決めていた。
町は昨年度、住民とのワークショップなどで寄せられた意見を踏まえ、基本設計をまとめた。早期の改修を目指し、実施設計と工事を一括して発注する計画だったが5月から始めた事業者選定では、予定通りには進まなかった。
そこで町は、実施設計と改修工事を分けて発注する方法に変更。8月に実施設計の事業者を選定していた。町は、実施設計の完了後に、改めて工事業者を選定するが、現時点で計画している来年1月に着工できるかは不透明なままだ。
担当者は「当初の見通しが甘かった部分もある。耐震性の問題ということで、できるだけ早く改修工事の着工に向けて進めていきたいと考えている」と話した。












