平成最後の神輿渡御!「富岡八幡宮秋季大祭」【9月22日・23日】

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平成最後の神輿渡御!「富岡八幡宮秋季大祭」【9月22日・23日】
京急富岡駅前に集結する神輿の姿は圧巻

 東之町、並木、中部、シーサイド、西部、下之町、南部――富岡の七ヶ町が一致団結して盛り上げる平成最後の「富岡八幡宮秋季大祭」が9月22日(土)・23日(日)に開かれる。富岡一帯がお祭り一色になる2日間だ。

 秋季大祭前夜の22日午後6時、富岡八幡宮(金沢区富岡東)で宵宮祭の「祓えの神事」が行われ、2日間の祭りの幕が上がる。神事の後は、七ヶ町の万灯神輿がお宮の前に集結。夕闇を幻想的に照らす各町内の万灯神輿が、町内を練り歩く。

 23日は午前10時から富岡八幡宮で鎌倉時代から伝わる特殊神事「湯立神楽」を奉納する大祭式が行われる。各町内から神輿の渡御が始まるのは午後0時半頃。賑やかなお囃子とともに京急富岡駅へ向う。最大の盛り上がりを見せるのは、午後2時ごろの駅前だ。七カ町の神輿が集結し、かけ声と共に、迫力あふれる鼻合わせが行われる。

当番幹事は並木

 祭りを取り仕切る当番幹事は毎年、七ヶ町の持ち回りで、今年は並木祭礼会が担当する。

 並木は七ヶ町の中で唯一、町内会でなく商店会が祭礼会を運営する。同会の祭礼委員長を20年務める吉川守さん(67)は、富岡中部で生まれ育ち、商売は並木、現在の住まいは東之町という生粋の地元人。商店会長を務めた時に委員長となり、以来20年間務める。「こんなに長く委員長をやっている人はいないと思う。先輩後輩や親せき、友人、知人が多く、そのつなぎ役として、辞められなかった」と苦笑いする。

念願の子ども神輿も

 「今まではあちこちに声をかけて、貸してもらっていたが、今年は商店会の協力で、念願の子ども神輿を購入した」と吉川さん。近年は神輿を担ぎたい子どもが増え、「自前で持とう」という気運が高まったという。

 神輿会・並木蓮の尾崎邦敏さん(82)も「そろそろ引退を考えていたけど、子ども神輿がきちゃったから頑張らないと」と喜ぶ。2カ月ほど前から飾り紐や化粧縄を手作りでつくり、神輿を飾る。今年は祭りはんてんも数を増やした。「子どもが楽しんでくれるのが一番」とほほ笑む。

 子ども神輿の参加希望者は、23日の午後1時オーケーストア前の神酒所に集合を。小学生未満は保護者同伴を。

開催日

2018年9月22日(土)~2018年9月23日(日)

住所

神奈川県横浜市富岡八幡宮

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公開日:2018-09-18

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