【潜入レポ】関内ホール、2018年リニューアルでどう変わった?(横浜市市民文化会館)

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どの席からも見やすくなった関内ホール大ホール

昨年11月から約11カ月間の改修期間を経て2018年9月29日、関内ホールがリニューアルオープンしました。RareA編集部では一足早く広報担当の方を訪ね、オープン直前の館内を案内していただきました。さて、どんな変貌を遂げたのでしょうか?

横浜市営地下鉄「関内駅」9番出口からまっすぐ50mほど歩くと、リニューアルした正面玄関に到着です。縦に伸びる5本の柱には新たに白い幾何学模様のデザインが施され、明るくオシャレになりました。

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幾何学模様のデザインが施された新しい関内ホール

関内ホール玄関前で路上ライブが可能に?!

夢見る未来のアーティストに朗報です。写真右手のシンボリックな赤いモニュメントの前に7m×3mほどの小さなステージが新設されました。「馬車道ショートパフォーマンスライブ」と題し、ホールが行う事前審査を通過すれば無償でこのスペースが提供され、演奏やダンスなどのパフォーマンスをする事が出来ます。

広くなったエントランスホール

館内に入ると、見通しのよくなったエントランスホールが広がります。余計な柱を取り払い、真ん中にあった「三美神」の銅像は階段奥に移設されました。

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エントランスホール(※普段、椅子はありません)

大きなデジタルサイネージが設置され、ホールからのお知らせやNHKのニュースなどを表示しています。訪れた日は関係者対象のオープニングセレモニー前日で、椅子がずらり。スペースが広くなったことで、このように椅子を並べてイベント等を行うこともできるようになりました。

席幅を広く、どの席からも見やすくなった大ホール

大ホールはリニューアルで座席幅が2cm広がり、色も鮮やかに。実際に座ってみると、沈み込まず程よい硬さのシートです。席幅の関係で、座席数は若干少なく1034席になっています。さらにシートの配置に注目。

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「前の人の頭で前が見づらい」ということがないように配慮された座席

列ごとに配置がずれているのがわかります。階段状の席でも、運悪く前に座高の高い人が座ってしまうと舞台が見にくい…なんてこと、良くありますよね。そうしたストレスも解消しそうな座席配置になりました。また階段側の席には手すりもつきました。

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階段側の席には手すりを設置

この日案内してくれた広報担当の荒井智さんによると、つり天井が高くしたことで空間が広くなり、音の反響もよくなったこと。日本を代表するサックスプレイヤー渡辺貞夫さんに「(リニューアルで)音が悪くなったら承知しないぞ」と、冗談めいて言われていた荒井さん。「ナベサダさんにも自信を持ってお披露目できそう」と話していました。渡辺貞夫さんの公演は12月16日(日)に予定されています。

快適に過ごせるホールに

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ホワイエの椅子も広々

待合スペースとなるホワイエには、以前より椅子が増え、出張販売の喫茶コーナーが新設されました。和式が混在して数も少なかったトイレはすべて洋式になり、全体として18基も増設されたそうです。

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授乳室にはカーテン付きの個室が2箇所

小さな子ども連れの方にも嬉しいリニューアルが。1階には授乳室が新設され、手洗い場とミルク用のお湯が整備されています。さらに、こちらは新設ではないのですが、2階席の奥に親子室があるのはご存知でしょうか。

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親子室からの眺め

公演途中で子どもが飽きてしまったり、ぐずって泣いてしまった時に駆け込めるのがこの親子室です。しっかり防音された部屋で、椅子もあり。周りのお客さんを気にせずに落ち着いて観覧することができます。

開演前後のお楽しみ 9基のショーウィンドウギャラリー

さて、最後に知る人ぞ知る?!ひそかにリニューアルされた場所をご紹介します。

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正面玄関の左手にある「日本最初のガス灯」

関内ホールに面した馬車道には明治期、日本最初のガス灯が点いたとされています。当時を復元したガス灯の左に、一方通行の道がホールに沿ってあります。そこにリニューアルされたのが、その名も「KANNAI HALL Back Street Gallary」。

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街の記憶を伝えるショーウィンドウ

もともと狭くて薄暗い道にあった9基のショーウィンドウを新調し、明治時代後期に土産物として出回った手菜色絵葉書や、関内ホールのルーツである横浜宝塚劇場にまつわる資料などを展示しています。馬車道散策の立ち寄り先に、開演時間までの待ち時間のお楽しみに、いかがでしょうか。

住所

神奈川県横浜市中区住吉町4-42-1 関内ホール

問い合わせ

関内ホール

電話

045-662-1221

045-662-1221

ホームページ

http://kannaihall.jp/

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