東京都町田市のお土産といえば何を思い浮かべますか?ちょっとした手土産なら駅前のデパートなどで揃いますが、気の利いた「町田土産」を探したいなら「まちだ名産品」がおすすめです。
「まちだ名産品」とは?
「町田市名産品」は市内商工業の発展や市民の郷土意識を高めることを目的に、学識経験者らで構成された町田市名産品等推奨委員会から認められた商品。認定商品には「町田市名産品」と書いたシールが貼ってあります。認定は2年ごとで、18回目となる今期(2018年9月1日~2020年8月31日)は11品目が加わり、過去最多の62品目に。
まちの案内所「町田ツーリストギャラリー」
今回は、まちだ名産品をはじめ数々の“町田土産”が揃う「町田ツーリストギャラリー」を取材してきました。町田市観光コンベンション協会が運営する観光案内所で、場所はJR横浜線町田駅から徒歩5分(小田急線町田駅徒歩5分)の「ぽっぽ町田」1階。200台近く収容する屋内駐車場のビルにあるため、車でのアクセスも便利です。
まちだ名産品 売れ筋ベスト3
町田ツーリストギャラリ―所長の田中里砂さんに、店内でよく売れている名産品を教えてもらいました。ここでは、62品目のうち、すぐ近くにある店舗の商品や日持ちしない生菓子などを除く、43品目を取り扱っています。また酒類の2品目は同じフロアの物産店「山形名産 四季の杜」で購入できます。
丸治屋せんべい店「まちだおかき」
国産の餅米と無添加醤油をつかったおかきは、パリッとした歯ごたえ。醤油、味噌、からし味噌の3種で、1袋350円(120g)、1,200円の箱詰めのほか、2個入60円のバラ売りも魅力です。
ホームデリカ TAICHI「成瀬ギョーザ」
ソーセージ型の腸詰で、中身はジューシーなギョーザ風味。ハム・ソーセージ職人が手ごねにこだわり店内で作っている逸品です。8本入540円。
町田焙煎珈琲ヒルズ珈房のドリップバッグコーヒー
可愛いご当地イラストのドリップバッグ(150円)で、それぞれ違うオリジナルブレンド。「七国山珈琲」と「小野路ブレンド」はツーリストギャラリーの限定品です。
まちだ名産品 新規認定11商品はコレ!
玉川虎屋「まちだシルクメロンどら焼きパンケーキ」
新規認定商品のひとつ「まちだシルクメロンどら焼きパンケーキ」(180円)は、ご当地メロンを贅沢に使った現代風どら焼き。メロン味のカスタードクリームがサンドされています。ほか洋菓子5品、食品2品、工芸品2品が認定されています。
第18回町田市名産品 新規認定商品
(★…販売は各店舗にて)
◆「町田の木のうつわ」「小野路まな板」★(家具工房KASHO)
◆「萌木のゆめ」(町田の梅の卵を使ったパウンドケーキ/社会福祉法人つぼみの家町田ゆめ工房)
◆「HANAYU」★(「花柚子」のケーキ/バニラシュガー)
◆「まちだ柚子フィーユ」★(リーフパイ/ル・ソレイユ)
◆「凡のしそシロップ」(赤紫蘇とりんご酢のシロップ/企業組合ワーカーズ・コレクティブ凡)
◆「日本一ゆずポン酢」(国産丸大豆しょうゆと町田の柚子使用/岡直三郎商店)
◆「まちだシルクメロンどら焼きパンケーキ」(玉川虎屋)
◆「まちだ布巻ハム」(町田産豚肉のハム/手造りハム・ソーセージ独逸屋)
◆「東京みるくシューラスク」(北島牧場の牛乳使用/キャラメリーゼ)
◆「ハスの実シフォンケーキ」★(町田のハスの実使用/町田市大賀藕絲館)
まちだ名産品以外の人気商品
とらまぶー「ドレッシングシスターズ」
大蔵町で作られている完全無添加の生ドレッシングは、ヴィーガンにも対応。「レモン&クリーム/ナッティートリック」(993円)は雑誌「anan」11月7日号の手土産特集で取り上げられ、人気急上昇中です。
フェアリービー「町田のはちみつ」
下小山田町の養蜂農家さんが作ったはちみつ(120g1,300円)は、アカシアや桜、栗など数種類あり試食も用意されています。
プチギフトから箱詰めの贈答品としても最適
ツーリストギャラリーでは、気になるものを少しずつ選んで、箱詰めギフトにできるのが特長で、地元のお客さんが多いそうです。5種類の箱(108円・216円)と包装紙も色々用意されています。
まちだ名産品はココでも買える
まちだ名産品は、町田市役所庁舎内にある「ミニストップ」、小田急町田駅西口タクシー乗り場前の「まちだ名産品の店 心和(ここわ)」でも購入できます。
人と会う機会が増える時期、ちょっとしたギフトに、お年賀、帰省土産としても喜ばれそうですね。少額の商品が種類豊富なので、ギフトを買いに来たつもりが「自分用に」とつい色々買ってしまうのが悩みどころでもあります。