箱根仙石原の諏訪神社では、毎年3月27日の例祭に、国の無形文化財にも指定されている有名な神事「湯立獅子舞」が行われます。
この「湯立獅子舞」は、約2時間におよぶ勇壮な舞で、
1.宮舞、2.平舞、3.剣の舞、4.行の舞、5.宮めぐりの舞、6.釜めぐりの舞、7.四方固めの舞
と呼ばれる七舞から構成されています。仙石原神楽保存会の人たちの伝統を守る熱意によって郷土の民族遺産として継承されています。
獅子が煮え立つ釜に笹の束を入れては湯しぶきを散らし、参拝者がその湯花を浴びると、その年は無病息災でいられるといわれています。