多摩中央公園内にある「旧富澤家住宅」で5月12日(日)まで、幕末から明治期にかけて作成された「襖絵」が公開されている。午前9時30分〜午後4時30分。入館無料。
旧富澤家は、18世紀中頃から後半にかけて建築された連光寺の名主の家で、明治天皇が行幸の際に御休憩所として利用。市内で唯一の入母屋造りの式台付玄関のある建物だ。年に2回特別に公開される旧富澤家の襖絵は5枚あり、それぞれ幕末から明治期に作成され、作者も異なっているという。襖絵以外にも、手鏡や食器などの収蔵品も公開される。
毎週月曜休館。問い合わせは市教委文化財係【電話】042・338・6883へ。